“僅かな”希望でも諦めない! PP獲得のモルビデリ、決勝でタイトルの可能性残せるか
MotoGP第14戦バレンシアGPでポールポジションを獲得したフランコ・モルビデリは、僅かな希望しか残っていなくとも、タイトル獲得を目指して戦うことが必要だと語った。

バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行なわれているMotoGP第14戦バレンシアGP。その予選ではペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリがポールポジションを獲得した。
一方、彼と45ポイント差でランク首位に立っているジョアン・ミル(スズキ)が12番手、ランク2番手のファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が11番手、ランク3番手のアレックス・リンス(スズキ)が14番手に沈んだ。これはランキング2位以上を目指していると認めるモルビデリ(現在5番手)にとってはチャンスだ。
「ああ、僕はチャンピオンシップでベストを尽くしたいと思っている」と、モルビデリ。
「ポジションが1位ならそれは最高だろうし、2位や3位、4位でも同じように良いだろう。それで、タイトル獲得の可能性は本当に僅かなものだけど、まだ狙っていくことが必要なのは確かだ」
「それを争うため、ベストなポジションに居たいと思っている。どのポジションを獲得できるか、それはチャンピオンシップが終わった時に見られるだろう」
「今は調子はいいし、マシンも素晴らしいから、最大限の結果を狙っている」
「ただそれを得られるかはまた別の話だ。明日、そしてポルティマオでどうなるかを見てみよう」
前戦ヨーロッパGPでモルビデリは集団の中での走行中、フロントタイヤに内圧上昇の問題が発生。週末を通じて強力なペースを示していたものの、この問題に苦しみレースでは11位に終わってしまった。
結果的にチャンピオン争いに大きな影響を及ぼすこととなってしまったが、モルビデリはこの結果に囚われることはないと語った。
「全ては繋がっていると思う」
チャンピオンシップ争いに向け、“速く走ること”が単純に重要と捉えているかと訊かれたモルビデリはそう語り、さらに次のように続けた。
「今の大きな目標はチャンピオンシップだ。だから僕はそれに集中しているんだ。問題が分かっていて、何が起きたか分かっているから、先週の日曜日のことはあまり気にしていないよ」
「何が起こったのかは分かっている。だから(今週について)心配もしていなかった。自分たちのパッケージ、そして自分自身についてもね。今週末、マシンには微調整を加えたけど、すぐに良くなったよ」
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