MotoGPポルトガル戦で骨折のホルヘ・マルティン、第6戦イタリアGPも欠場へ。代役はミケーレ・ピッロ
プラマックのホルヘ・マルティンはMotoGPポルトガルGPで負った怪我の影響で、第6戦イタリアGPも欠場することになった。
Jorge Martin, Pramac Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
2021年に最高峰MotoGPクラスへプラマックからデビューしたホルヘ・マルティン。彼は怪我の影響で第6戦イタリアGPも欠場することになった。
マルティンはデビュー2戦目のドーハGPで早くもポールポジションを獲得。同グランプリでは3位表彰台を獲得するなど、大活躍しており、注目のルーキーとなっていた。
しかしアルガルヴェ・サーキットで行なわれた第3戦ポルトガルGPのFP3で彼は激しいクラッシュを喫すると、右手と右足首を骨折。手術を受けたマルティンは第3戦から第5戦フランスGPまで欠場を続けていた。
そして5月下旬、チームはマルティンの欠場が第6戦イタリアGPでも続くこと、復帰はカタルニアGPとなるだろうことを明らかにした。
チームの声明には次のように記されている。
「医師達による意見を聞いた結果、ホルヘ・マルティンはカタルニアGPでの復帰に間に合うように戻ってくることになった」
「彼の状態が改善されていることに疑いはない。しかしムジェロというあの厳しいサーキットでの復帰はベストな選択肢とは思えない」
「そのため、イタリアGPでは(ドゥカティテストライダーの)ミケーレ・ピッロがヨハン・ザルコと共にプラマックのカラーを纏うことになる」
第4戦と第5戦では代役としてMoto2王者で昨年までMotoGPに参戦していたティト・ラバトが起用され、彼はフランスGPでは15位に入りポイントを獲得していた。
イタリアGPの行なわれる週末には、スーパーバイク世界選手権のポルトガル戦が予定されていたため、同選手権に参戦するラバトのMotoGPでの代役参戦は不可能となっていた。
代役参戦となったピッロだが、彼はドゥカティの地元イタリアでワイルドカード参戦をすることも多く、最近も同地でプライベートテストを行なっている。
2020年シーズンはワイルドカード参戦が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止されたため不参加となっているが、2019年にイタリアGPに参戦した際は7位入賞を記録している。
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