プラマック、ドゥカティとのサテライト契約更新を発表。今季は既に表彰台4度獲得
MotoGPに参戦するプラマック・レーシングは、ドゥカティとのパートナーシップ契約を2024年末まで延長したことを発表した。
Johann Zarco, Pramac Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
ドゥカティのサテライトチームとしてMotoGPに参戦しているプラマック・レーシングは、5月27日にドゥカティとのパートナーシップを2024年末まで延長したことを発表した。
プラマックは2005年からドゥカティのサテライトチームとなると、以後その関係を継続。近年では事実上のジュニアチームという立場となっており、アンドレア・イアンノーネやダニーロ・ペトルッチ、そして2021年にファクトリーライダーを務めるジャック・ミラーやフランチェスコ・バニャイヤもこのチームで経験を積んできた。
2021年のプラマックは、ヨハン・ザルコとルーキーのホルヘ・マルティンを起用。彼らは最新型のファクトリーマシン供給を受けているが、今回契約延長が決定したことにより、今後少なくとも3年間そのサポートが継続される。
今回のパートナーシップ契約の延長に際し、プラマックのオーナーであるパオロ・カンピノッティは次のようにコメントを寄せた。
「近年ドゥカティと共に我々の達成してきた結果や取り組みを非常に誇らしく思っている。この素晴らしい冒険をさらに3年間継続できることを嬉しく思う」
「ドゥカティとは非常に特別な関係を築き上げてきた。我々は信じられないほどの目標を達成してきたが、最高の時はまだこれからだ!」
またドゥカティのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティもコメントを寄せ、プラマックとの関係継続に喜びを示した。
「MotoGPの次なる3年間に向けてプラマック・レーシングと我々のパートナーシップ更新をお知らせすることができ、本当に嬉しく思う」
「プラマック・レーシングとの強力によって、我々は素晴らしい結果を残してきた。彼らとの緊密な協力もあり、我々はトップカテゴリーにおける若手ライダーを増加させることができ、成功を収めた彼らをファクトリーチームへと昇格させることができている」
「プラマック・レーシングと多くの素晴らしい結果を楽しむために必要なモノを手にしていると確信している」
2021年シーズンの序盤5戦を終え、プラマックは既に4回の表彰台を獲得するなど好結果をマーク。ドゥカティ陣営のスタートダッシュに貢献している。中でもザルコは、チャンピオンシップ争いで首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から12ポイント差の3番手につけている状況だ。
マルティンは第2戦ドーハGPでポールポジションと3位表彰台を獲得したが、第3戦ポルトガルで喫した転倒により現在は欠場が続いている。第6戦イタリアGPでも復帰は間に合わず、ドゥカティのテストライダーであるミケーレ・ピッロが代役参戦することになっている。
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