ピレリ、MotoGPタイヤ最初のテストを完了「得られた初期フィードバックは非常に有望」
2027年にミシュランからMotoGPのタイヤサプライヤーを引き継ぐピレリは、火曜日にミサノで最初のテストを完了した。
2027年からMotoGPのタイヤサプライヤーとなるピレリは、ミサノで初のテストを完了した。
長年にわたりスーパーバイク世界選手権(WSBK)や、Moto3およびMoto2クラスにタイヤを供給してきたピレリは、2027年からミシュランに代わってMotoGPにもタイヤを供給することになっている。
ピレリは、昨年4月からベースコンパウンドの開発を開始。今週火曜日に最初のトラックテストを完了した。
週末にサンマリノGPを戦った各チームは、月曜日に同地での公式テストに参加。さらに各メーカーのテストライダーが、火曜日にピレリのタイヤをテストしたのだ。
「ピレリは、MotoGP用タイヤの初プロトタイプの初期テストを完了した。同社は、世界選手権に出場する5メーカーのチームのテストライダーであるアウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)、ダニエル・ペドロサ(KTM)、中上貴晶(ホンダ) 、ロレンソ・サヴァドーリ(アプリリア)、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)にタイヤの評価を委ねた」
そうピレリはプレスリリースで説明した。
「ミサノで行なわれたこの最初のテストは、アスファルト温度が25度から43度の間、ほぼ晴れて乾燥した路面で行なわれ、開発を継続し、タイヤの特性を定義するための情報を得ることが目的だった」
Michele Pirro, Ducati Team
写真: Mirco Lazzari GP - Getty Images
ピレリは、各ライダーにタイヤを7セットずつ用意。フロントは2種類、リヤは3種類の異なるバージョンで、サイズは現行のミシュランタイヤと同じだ。
「新規則で要求されるピレリタイヤは、現行シーズン参戦マシンを用いてテストを実施した。2027年より始まる新時代の世界選手権で使用される新型850ccマシンの仕様に特性・性能を可能な限り近づけるため、ライドハイトデバイスが無効化され、一部ではアライメントを意図的にずらして、必要な空力改造を施した状態でテストを行なった」
ピレリのモーターサイクルレーシングディレクター、ジョルジオ・バルビエは声明で次のように述べた。
「ミサノテストは我々の世界選手権復帰に向けた第一歩であり、テストチームの全スタッフやライダー、そして当社エンジニアとの間に築かれた良好な協力関係、そしてタイヤの性能の両方に非常に満足している」
「テストは走行計画通りに実施され、スプリントレースシミュレーションも含まれていた。得られた初期フィードバックは非常に有望だ。このテストで得られた豊富なデータを分析し、開発作業を継続していく」
「最も評価される特性は、間違いなくグリップ性能、ウォームアップ速度、そして信頼性だ」
MotoGP用のコンパウンドは、ドイツ・ブロイベルクにあるピレリの工場で生産される。同工場では、オートバイ用ラジアルレーシングタイヤ全モデルに加え、市販タイヤの中でも成功を収めたモデルの一部も製造されている。
テストは終日非公開で行なわれ、タイムや画像はいずれも公開されていない。
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