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スズキ、スティリアGPでライドハイトアジャスターを導入。ミル&リンスは高評価

スズキはMotoGP第10戦スティリアGPでライドハイトアジャスターを導入。ジョアン・ミルとアレックス・リンスは両者とも高評価を与えている。

Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2021年のMotoGP第10戦スティリアGPで、スズキは新たにライドハイトアジャスターを導入。ジョアン・ミルとアレックス・リンスはこの新デバイスに高評価を与えている。

 スズキは昨年ミルとタイトルを獲得し、今季は王座防衛に挑んでいる。しかし前半9戦ではライバルに先行を許しており、ミルは現状のマシンではタイトル防衛は厳しいだろうという見方も示すほどだった。

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 ミルは現在のスズキに不足している要素として、マシンのリヤサイドに作用するホールショットデバイスが無いことを指摘してきた。ライバル勢はリヤのホールショットデバイスをレース中にコーナー立ち上がりでも車高を調節できるようにした”ライドハイトアジャスター”を投入している一方で、スズキはそれを欠いているため、コンマ数秒の差が出ているとミルは主張していたのだった。

 スズキもこれに類するデバイスの開発を進めてきた。そして後半初戦となるスティリアGPでついに初導入。2日目のFP3ではミルとリンス両名が新パーツの効果を確かめた。

 このデバイスを渇望していたミルは、良い感触だとコメント。スライドが少なくなり、加速が改善されたと説明した。

「(デバイスが)つけられたバイクと、無いバイクにはかなりの違いがあるのが分かる」と、ミルは言う。

「デバイスが装着されていると、スリップがより少なくなって、フロントを抑える力も少なくできる。そしてリヤタイヤにより力がかかるようになって、加速が良くなったと感じられている」

「恐らく電子制御でさらに試せることがあるだろう。この新デバイスは最初のプロトタイプだけど、スズキはとてもいい仕事をしたと思う」

 またリンスも新デバイスにポジティブな評価を下しており、今後は操作に慣れることが必要だと語った。

「加速とレバー操作の間でうまいこと連携できるように、慣れが必要だね。でも経験を積めば、このデバイスのセッティングも詰められるから問題はない。それにこれはまだ初期のプロトタイプだ」

「次のブレーキングゾーンでリヤを通常の高さに戻す時も、動きは凄くスムーズで、ブレーキも普通にかける事ができてとても快適だ」

 予選ではリンスがQ1を通過できず13番手となったものの、ミルは5番手と好位置。スズキの新デバイスが効果を発揮するか、注目だ。

 

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