ルカ・マリーニ、レプソル・ホンダ移籍の続報はナシ。それでも「移籍自体はまったくおかしなことじゃない」
ルカ・マリーニは、2024年のVR46離脱とホンダ移籍を検討していることについて、奇妙なことではないものの、続報はないと語った。
今季限りでレプソル・ホンダを離れるマルク・マルケスの後任候補として、注目されているルカ・マリーニは、移籍を検討するのはおかしなことではないと語った。
1週間前のマレーシアGPで、ホンダがマリーニと話し合いを行なっていることが明らかとなった。当初、ホンダは多くのライダーの契約が満了となる2025年に選択肢を多くするため、マルケスの後任となるライダーには1年契約を提示する方針だった。
これがライダー探しの大きな障壁となっており、ミゲル・オリベイラ(RNF)との契約がまとまらなかった一因だったが、マリーニとの契約期間は2年になるのではないかと見られている。
マリーニはマレーシアでもこの話題に口を閉ざしたままだったが、カタールGPを控えた木曜日、ホンダとの交渉に関する続報はないと語った。
「状況は(マレーシアGP)レース後の日曜日と同じだ」とマリーニは話した。
「だから、僕は何も話すことができない。というのも、これ以上話すことがないからだ」
「僕にとっても簡単な状況ではない。あなた(メディア)の仕事にとってはもっと悪いことかもしれないが、僕にとっても難しいことなんだ。もっと時間があれば最高だけど、(最終戦)バレンシアは来週だからね」
「だから、どうなるか見てみよう。みんなと一緒に待っているよ。このグランプリに集中し、いい結果を出して、いい週末を過ごすことがベストだと思う」
「ここでドゥカティはとても強いし、毎年勝っている。だから僕たちにとって良いトラックになるはずだ」
バレンティーノ・ロッシを異父兄に持つマリーニは、Moto2に参戦していた2018年からVR46チームに所属しており、2021年からMotoGPクラス参戦を開始したVR46とともにMotoGPにステップアップした。
そんなVR46を離れてホンダのファクトリーチームに移籍するのは奇妙な状況かと尋ねられたマリーニは、次のように答えた。
「いや、この全体的な状況を受け入れる準備はできていると思う」
「奇妙なことではないよ。僕の考えでは、まったく普通のことだ。毎年チームは変わっているんだから」
「最終的に僕の仕事は、レースをすること、ベストな形でバイクに乗ること、そしてチームやエンジニアとうまく仕事をすることなんだ。そして今シーズンは素晴らしい結果を残せたと思う」
マルケスはマレーシアGPで、自身の後任としてホンダがマリーニとの交渉を進めていることについて少々気の早すぎるエールを送っていたが、ホンダが2年契約を提示したことには驚いているようだ。
「契約がないライダーと1年契約して、2025年までに2台のマシンをフリーにするのが自然なステップだろう」
そうマルケスは語った。
「そして、プロジェクトがどうなっているかを分析し、もし勝つ準備ができているのであれば、(フランチェスコ)バニャイヤや(ホルヘ)マルティン、(ペドロ)アコスタ、(アレックス)マルケス、あるいは他にも望むようなライダーを獲得することができるはずだ」
「マリーニは2年契約を結ぶようだ。僕にはちょっとした驚きだよ。でもホンダにも、彼らの都合があるだろう」
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