「マルケスは本来のポテンシャルを取り戻しつつある」ホンダマネージャー、レッドブルリンク連戦の収穫と強調

レプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチは、オーストリアGPでのマルク・マルケスの善戦について、彼が怪我から本来のポテンシャルを取り戻しつつあると語った。

「マルケスは本来のポテンシャルを取り戻しつつある」ホンダマネージャー、レッドブルリンク連戦の収穫と強調

 MotoGPの2020年シーズン序盤に右腕骨折の怪我を負い、今シーズン第3戦でようやく復帰を果たしたレプソル・ホンダのマルク・マルケス。

 彼はサマーブレイク空けもまだ怪我の影響を完全に払拭しきれていない様子だったが、チームマネージャーのアルベルト・プーチは、本来のポテンシャルを取り戻しつつあると語っている。

 サマーブレイク後のMotoGPは、レッドブルリンクで2週連続でレースを開催。マルケスはその初戦となったスティリアGPで8位、オーストリアGPでは15位という結果に終わった。チームメイトのポル・エスパルガロも16位を2回と、ホンダのファクトリーチームとして期待していたような結果ではなかったと言えよう。

 ただ、マルケスに関しては明るい材料もあった。彼はサマーブレイク明けに、右腕の状態が想定よりも回復していないと認めていたが、オーストリアGPではドライコンディションの中表彰台争いを展開したのだ。15位という結果は、雨でマシンを乗り換えた後に転倒喫し、ポジションを落としたためのものだ。

 チームマネージャーのアルベルト・プーチは、ホンダにとってこの2レースの結果が十分なものではないと認めつつも、マルケスが本来のポテンシャルを取り戻しつつあることが重要だと語った。

「言うまでもなく、最終的なリザルトは良いものではなかった。しかし問題があるにも関わらず、マルクがドライコンディションでトップグループのライダーと共に走れている姿を目にすることができた」

 プーチはそう語る。

「これはマルクにとって重要なことであり、そしてレプソル・ホンダにとっても非常に重要なことだ。我々は彼が真のポテンシャルへと立ち戻りつつあると知ることができるからだ」

「もちろん、我々はオーストリアをRC213Vのポテンシャルを示せずに去ることになる。だが改善に向けて常に作業を行なっている。常に道を進んでいるんだ」

 またプーチは、今シーズンからホンダに加入したものの、今も苦戦が続いているエスパルガロに関しては、真のポテンシャルを示せていない現状を改善するために協力していくと語った。

「マルクがグランプリを通じて上位勢と戦えたことはポジティブな点だった。ネガティブだったのはレース終盤にクラッシュしてしまったことだろう」

「彼のリヤタイヤの選択は、普段とは違ったが良い決定だったと思う。マルクとチームは何が必要なのかを理解しているんだ」

「一方でポル・エスパルガロは、その真のポテンシャルから離れてしまっていて、バイクのポテンシャルも見失ってしまっている。苦戦している彼に対し、我々もこの状況を乗り越えるために協力していく」

「この2週間で最も重要だった点は、より多くのデータを収集したこと、そしてマルクが一歩ずつ彼の普段のレベルに戻っている姿を確認できた点だ」

 

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