「マルケス以前は誰も今ほど鍛錬していなかった」クアルタラロのMotoGP評

ファビオ・クアルタラロはMotoGPにおけるトレーニング水準がマルク・マルケスの登場以後、これまでとは別のレベルに引き上げられたと考えている。

「マルケス以前は誰も今ほど鍛錬していなかった」クアルタラロのMotoGP評

 MotoGPは新型コロナウイルスの影響で中断されていたシーズンの再開を7月19日とすることを公表。ヨーロッパで行なわれる13レースの予定が明らかとなり、各国でのロックダウン措置が緩和されたことで、各ライダーはその準備を加速させている。

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 そして、そのMotoGPライダーのトレーニング水準が、現王者であるマルク・マルケスの登場以後、別物となったとペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロは考えている。

 クアルタラロは2019年にMotoGP最高峰クラスへデビュー。彼はルーキーながら非凡な速さを示し、最年少ポールポジション獲得記録を更新。さらに王者マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)と優勝を争い、多数の表彰台を獲得した。

 そうした実績から、彼はMotoGPでは2番目に若いライダーながらもマルケスのライバル最右翼のひとりとして数えられている。

 若く才能あふれるライダーの出現という面では、マルケスが2013年に最高峰クラスへ昇格してきたときと同じだが、彼は現在のMotoGPのトレーニング水準がその倒すべき王者である“マルケス以後と以前”では異なっていると考えているのだ。

「今の世界選手権で要求されるトレーニングの水準というのは、マルクによって確立されたものだ。彼は水準を引き上げた」

 クアルタラロはmotorsport.comの取材にそう答えた。

「Moto2とMoto3のどちらも、そして言うまでもなくMotoGPもだ」

「マルケスが(最高峰クラスに)デビューする2013年以前は、誰一人として今ほどのトレーニングはしていなかった。マルクが2014年に10連勝して、僕らは彼が死ぬほどトレーニングしている、そのやり方を見せつけられた」

「そしてみんなが頭の中の“チップ”を入れ替えた。僕もそれをMoto3時代に見て、さらにやる気にさせられたよ」

 MotoGPのシーズン再開まではあと約1ヵ月。直前となる7月15日にはテスト日も設けられる予定変則的なシーズンとなった今年、好リザルトを勝ち取れるかはクアルタラロの話すトレーニングにかかっているだろう。

 

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