MotoGP カタルニアGP

クアルタラロ「トンネルに光が差した感じ」ヤマハの開発状況が好転? カタルニアGPで投入新エアロにも好感触

ファビオ・クアルタラロはMotoGPカタルニアGPを通じて、ヤマハのマシン開発の進捗を実感。トンネルに光が差したと感じたと語る。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 MotoGP第6戦カタルニアGPの決勝でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は9位フィニッシュとなった。今回彼は、復活を目指すヤマハの進捗に希望を感じられたようだ。

 ヤマハはカタルニアGPで、新型のエアロパッケージを投入した。これは苦戦から立ち直ろうとしているヤマハがテストしてきたことのひとつで、直近のヘレス公式テストやムジェロでのプライベートテストを通じてポジティブだと認められ、早期に実戦投入された。

 近年、ヤマハはマシン開発で有望な結果を残せておらず、クアルタラロからもそういった状況に対する苦言が呈されていた。

 しかしカタルニアGPで投入された新パッケージは、小さいながらも確実に前進できているようで、クアルタラロはヤマハが好転していく希望を感じられたと喜びを示している。

「小さなステップを踏んでいるときには、できるだけ早く大きなステップを踏み出したいと思うものだ」

「でも正直に言って、この1年半で僕らは何も進歩していなかった。だからトンネルに光が見えたような感じで、とても嬉しいよ」

「近いうちに、さらに良いステップを踏めればと思う」

 なお新エアロパッケージの効果について、クアルタラロはこう語った。

「僕としては曲がるところで助けになっている。少しだけど速く回る助けになるんだ。巨大の進歩だとか言うのは難しいけれどね。新エアロは『ワオ、めっちゃ良くなっている』というものではないんだ」

「この新しいエアロにも慣れる必要がある。そしてこの先はもっと良いステップを踏むことになっていくだろうし、今回のような前進をさらに遂げたいと思っている。上手く行けば、そうなってくれるだろう」

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 なおヤマハは同じ日本メーカーであるホンダとともに、優遇措置の対象となっているため、テストを自由に行なうことができ、空力アップデートの回数でも有利となっている。

 クアルタラロはプライベートテストでエアロパッケージのどこに利点があるのかなどを、しっかりと理解して挑める点は明確にアドバンテージとなっているという。

「僕としてはエアロは、周回を重ねていくことで、慣れていくものだと思っている」とクアルタラロは言う。

「このエアロのどこに強みがあるのかをより理解できるんだ。(レースの)週末に使う以上にね。5周走っただけでは本当に理解することはできないんだ。だからそれは優遇措置があることの利点だ」

「ムジェロ(イタリアGP)の後は、バレンシアで2日間のテストをするんだ。とても忙しいけど、本当に価値あることだ。ヤマハはこれまでにこうして取り組んだことはなかったし、そういった考えを持ったこともなかったからね」

「それから、僕らは(新パーツを)持ち込むことを目的にしているわけじゃない。チームには別のシャシーやスイングアームをテストしたくないと明確に話しているんだ。もう100回くらいテストしたからね」

「僕たちは問題がどこに起因しているのかを理解しているから、今はそこに集中していて、彼らもクレバーな方法で取り組んでくれている」

 

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