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クアルタラロ「ヤマハはエンジンパワーを使い切れていない」改善した2023年型もウイリーで骨抜きか

ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは2023年のYZR-M1について、現時点ではウイリー過多の問題によってエンジンをフルパワーで使うことができないと語った。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは、最新型のYZR-M1はウイリーが多すぎる問題を抱えているため、現在のエンジンのフルパワーを利用できていないと語った。

 クアルタラロはヤマハでMotoGPを戦うようになってから、パワー不足を口酸っぱく指摘してきた。そして2023年シーズン、ヤマハは新型マシンのエンジンで一定のパワーアップを達成し、その点についてはクアルタラロも評価していた。

 しかし開幕戦を終えた時点で、ヤマハとクアルタラロは苦戦している。クアルタラロは現状では「ライバルと戦えない」と口にしており、開幕戦ではリヤグリップが十分ではなかったと指摘した。

 彼は抱えている問題について、加速時にマシンがウイリーしてしまうことで、エンジンパワーを完全に使い切れていないと語っている。

「どう説明したらいいのか、僕も分からないんだ」と、クアルタラロは言う。

「ともかく、今年はマシンに小さい変更を加えて、特にラップタイムの面では大きく改善したのは確かなんだ」

「だけど加速部分で僕らはもっとパワーを使う必要がある。使えるパワーはあるのに、ウイリーでそれを使えていないんだ」

「そこが僕らの取り組んでいるところだ。でも正直に言って、予選で良いホットラップを刻めていない問題については、理由が分からない」

「全部を説明することは難しい。部外秘のことも多いと思うしね。でもとにかく、これは主にパワーの問題で、特にもっと加速したい時にウイリーしてしまって、限界まで使い切れていないという事実が存在しているんだ」

「予選では本当に良いラップタイムを出すことができず、レースではオーバーテイクが難しいと言わざるをえないというのが問題なんだ」

 なおクアルタラロはヤマハのエンジンは2022年よりも良くなっているとしている。ただドゥカティやアプリリアのマシンの後方では「スリップストリームも維持できない」とも付け加えており、最大限のポテンシャルを引き出すことに集中したいと語った。

「現時点では、アプリリアとドゥカティに対して特に僕らは劣ってしまっている。でも取り乱してはいけないし、考えすぎないようにしなくちゃいけない」

「今のところ、僕らは自分たちのことに集中し続けて、最大のポテンシャルを引き出そうとしているよ」

 
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