クアルタラロ、イタリアGP初日終え危険なトラフィックに苦言「FP2からスロー走行するなんて考えられない」

ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイタリアGPのフリー走行中にライダーがレーシングライン上でスロー走行しているのは「意味が分からない」として、厳しい罰則を受けるべきだと考えている。

クアルタラロ、イタリアGP初日終え危険なトラフィックに苦言「FP2からスロー走行するなんて考えられない」

 今季5戦を消化したMotoGPで既に2勝を挙げてポイントリーダーに立っているファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、第6戦イタリアGP初日に総合4番手タイムを記録し、上々のスタートを切った。しかしながら、セッション中にトラフィックに遭遇したことにはかなり不満が溜まっているようだ。

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 クアルタラロはFP2のセッション後半、各ライダーが予選想定のアタックをするタイミングで多くのトラフィックに遭遇し、アタック中断に追い込まれるシーンがあった。クアルタラロは、このような状況が予選で起こり得ることは許容できるが、特にムジェロのような高速サーキットにおいて、フリー走行で過度なスロー走行をすべきではないと考えている。

「確かに良いタイムは残せたけど、セクター1、セクター3、セクター4に多くのライダーがいたので、正直自分がどうやってタイムを出せたのか覚えていない」とクアルタラロは言う。

「僕は彼らを追い抜いていった。例え彼らが右に避けるのが遅かったとしてもだ」

「ここは言わば高速コースなんだ。僕たちはとても速いスピードでここを走っているし……何より今回はFP2だ。FP2でこんなに多くのライダーがアタック待ちをしているのは考えられない」

「要は、この段階でこういうことをする意味が分からないと思っているんだ。でも起きたことはしょうがないから、早いうちに改善されればと思う。予選でこういうことをするのは理解できるけど、今じゃないよね」

 こういったスロー走行は特に下位クラスで厳しく取り締まられており、近年のMoto3クラスでは「無責任な走行」をしたとみなされたライダーにはピットレーンスタートという裁定が下されるなど、厳しい罰則が科されている。

 MotoGPクラスでも同じようなアプローチをするべきかと尋ねられたクアルタラロはこう答えた。

「僕が思っているのは、Moto3やMoto2で(レーシングライン上で)止まったライダーをピットレーンスタートにするといったことが、なぜMotoGPでも行なわれないのか? ということだ」

「僕たちは皆、世界選手権で戦っているという点では同じだ」

「確かにカテゴリーは違う。でも僕たちは彼らよりも速いスピードで走っているのだから、そういうことが起こるとより危険だ」

「だから(MotoGPクラスも)Moto2やMoto3と同じであるべきだ。僕が周回している時は毎回、誰にも迷惑をかけないようにしている」

「僕だって予選ではそういうことをしたりもする。でもFP2の最後のラップに向けてコースの真ん中に(スロー走行で)いるなんてことはない」

「最後のアタックでは限界ギリギリで走るなど、そんな中でコースの真ん中にいるライダーと遭遇する。これはフェアじゃないし、危険だ」

 

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