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クアルタラロ、テスト削減にNO! レース数拡大中のMotoGPが来季テスト概要を公表

2023年からMotoGPのテスト日数を削減することが明かされたが、2021年王者のファビオ・クアルタラロは、その決定に不満を持っている。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: MotoGP

 4月28日、MotoGPの統括団体であるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、2023年シーズンのテスト日程を公表した。これによればテスト日数はさらに削減されることになったが、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は不満を持っている様子だ。

 2023年シーズンのテスト日程は、合計8日間となることが明かされた。プレシーズンテストは2022年同様に、2日間と3日間の2回に分けて計5日間行なわれるが、一方でインシーズンテストは計2日、また最終戦後に同地で行なわれるポストシーズンテストも1日に減らされることになった。

 クアルタラロはこうしたテスト日程の削減について、誰にとっても同じ条件だとしながらも、ポストシーズンテストの日程削減には同意できないと主張している。

「今年は初めてマレーシアで(3日間ではなく)2日間の日程になったけど、僕としてはあれで十分だったと思う」

 テスト削減について訊かれたクアルタラロは、そう答えた。

「でもシーズン終了後のテストが1日減るというのには、賛同できない」

「でも結局のところ、皆が同じ条件だからね」

 スズキのアレックス・リンスは、テスト日程削減の影響については、2023年向けのマシンをどれだけ準備できているかによるだろうと話している。

「つまり、これは僕らが試すモノが、どう機能するかによると思う」

「例えばだけど、僕たちスズキの場合は、プレシーズンテストに持ち込んだエンジンが凄く上手く機能してくれたから、テストの日程も十分なものだった」

「でももちろん、そうした部品やエンジンがそこまで上手くいかないことだってある。そうなればもっと日数が欲しくなるだろう」

 テスト削減については、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)などは理解を示している。ただ開催カレンダーが拡大を続けていることで、テストスケジュールを変更せざるを得なかったと彼は指摘した。

「何らかの理由で問題があったり、受け取ったモノがチームが期待したようには機能しなかったりしても、十分なマージンがあると思う。結局のところバイクのセットアップはできるからね」

「新しいバイクを受け取るわけじゃないからね」

「エンジンはバレンシアで走らせたものと多かれ少なかれ同じものが、オフを経てマレーシアで使われる。そして、そのエンジンで走ることになるんだ」

「シャシーやスイングアームなんかは、シーズン中にも改善ができる」

「だから(削減には)反対はしない。レース日程が増加すれば、同じテスト日程を維持することはできないからね」

「だからバランスを調整する必要がある。そうしないと、年間あたりのウィークエンドは増やせないだろうから」

 
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