ヤマハのクアルタラロ、テスト初日首位も気を緩めず「昨年も初日は良かったからね」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、セパンでのMotoGP公式プレシーズンテスト初日をトップで終えたが、2024年のことも踏まえて気を引き締めている。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPの公式プレシーズンテストがセパン・インターナショナル・サーキットでスタート。初日はヤマハのファビオ・クアルタラロがトップとなったが、苦戦が続いた2024年もテスト初日は好調だったとして、気を緩めていない。
コンセッション(優遇措置)を受けているヤマハは、プレシーズンテストを前に同じくセパンで行なわれたシェイクダウンにもレギュラーライダーであるクアルタラロとアレックス・リンスを参加させており、クアルタラロは1分57秒794を記録してトップでシェイクダウンを終えていた。
そして迎えたテスト初日、他チームのレギュラーライダーが久々のMotoGPバイクをライディングする中、新バイクでセパンを走り込んでいるクアルタラロは1分57秒555を記録。ドゥカティのマルク・マルケスを0.051秒差で抑え、テスト初日のトップとなった。
セッション後、クアルタラロはmotorsport.comを含むメディアの取材に応え、ヤマハにとってもクアルタラロ自身にとっても、シェイクダウンで走行時間を増やしたことは有益だったと強調した。
しかしクアルタラロは、2024年も同じくセパンで他チームよりも多く走行し、テストの滑り出しは良かったものの、結果は苦しかったと振り返った。実際、2024年もシェイクダウンから走行を重ねたクアルタラロはテスト初日を3番手で終えていた。しかしテスト2日目、3日目は11番手となり、シーズンに入ってからも苦戦は続いた。
「ここで2日間走れたのは良かったと思う。けど昨年もそうだったし、僕はかなり遅れていた」
「(今回)バイクの感触はとても良かった。僕たちは色々なモノを試すのに集中していたとはいえ、とても速かった」
「僕がテストしたシャシーはシェイクダウンですでにセットアップされていたもので、空力パーツをいくらか試したんだ。だけどまず何よりも電子制御が重要だ」
テスト初日は風が吹いていたことから、チームメイトのリンスが走行計画を変更した一方、クアルタラロはそれでも空力パーツのテストを行なうことを選択した。
「風があるからといって、トライをすることが無意味になるとは思っていない。一部のコーナーで影響を受けるとしても、別のコーナーでは助けになることもある。風の影響があったのは3つか4つのコーナーだけだったよ」
なお、クアルタラロのバイクのスクリーンには、”スムース”と描かれたステッカーが貼られているが、クアルタラロはその意味を次のように明かした。
「僕はコースに出るたびにバイクをプッシュしてとてもアグレッシブに走らせる衝動に駆られるんだ。でも昨年ドゥカティのライダーたちの速さを見て、もっとソフトに走るべきだと気づいたんだ」
「だから忘れないように、スクリーンにその言葉を表示しているんだ。僕たちが目指しているのはドゥカティじゃなくて、勝てるようなバイクだからね」
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