クアルタラロ、アップデート投入のイギリスGPで落胆。目標の予選Q2に遠く及ばず「どのコーナーも限界なのに遅い」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、アップデートが投入されたMotoGPイギリスGPで予選Q2進出の目標に届かなかったことに落胆を隠さなかった。
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイギリスGPのプラクティスで16番手。目標としていた予選Q2への直接進出には0.7秒近く及ばず、落胆を隠せずにいた。
サマーブレイク明け初戦となったイギリスGPに、ヤマハはアップデートを持ち込んでいる。そのためクアルタラロは木曜日の段階で、プラクティスでトップ10に食い込み予選Q2に進出することを目標に掲げていた。
この目標はおそらく楽観的に掲げたものではなかっただろうが、クアルタラロはプラクティスで16番手に沈んだ。トップタイムのホルヘ・マルティン(プラマック)から1.362秒遅れ、10番手のマルク・マルケス(グレシーニ)からも0.688秒遅れだった。
ヤマハが持ち込んだアップデート・パッケージは思うような効果をもたらしていないようで、クアルタラロは不満を口にした。
「僕たちはQ2には程遠い。何が起きているのか説明することはできないけど、なぜこれほど遅いのかを分析し、一歩前進する努力をしなければならない」
「どのコーナーでも限界だと感じているのに、タイムは遅い。ホルヘ・マルティンがタイムを出したとき、僕は彼の後ろにいたけれど、その時の彼のタイムには1秒遅れていた。マシンの限界はわかっているし、フィーリングもあまり良くない」
現時点で、アップデートにあまりポジティブな感触が持てていないクアルタラロ。そればかりか、これまでと比べて後退している可能性すらあると、彼は語った。
「新しいパーツにはもっと多くのことを期待していた。少しがっかりしている。以前と同じか、それ以下だ」
感触が悪いにも関わらず、クアルタラロはバイクを元に戻さずに方向性を維持するかもしれないと付け加えた。
「以前の構成に戻すかどうかはまだ分からない。改善が見られないとしても、違うバイクに乗り換えるよりは、ひとつのラインを貫くほうが良いと思う」
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