MotoGP オーストリアGP

クアルタラロ、サヴァドーリとの接触への裁定に納得できず「あれはペナルティに値しない」

ヤマハのファビオ・クアルタラロはMotoGPオーストリアGPのスプリントレースでロングラップペナルティを科されたが、彼はこのペナルティは間違っていると主張した。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

編集: 2023/08/20 2:49

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Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 MotoGP第10戦オーストリアGPのスプリントレースでロングラップペナルティを科されたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、ロレンソ・サヴァドーリ(アプリリア)との接触はペナルティを科されるほどのものではなかったと主張した。

 クアルタラロはオーストリアGPのスプリントレースで、1周目ターン1ででホルヘ・マルティン(プラマック)に接触され、コースオフ。ポジションを大きくダウンし、20番手から追い上げのレースを強いられることになった。なおこのマルティンとクアルタラロの接触に端を発し、レースは混乱。複数台のマシンが転倒を喫することになった。この件については、マルティンに決勝レースでのロングラップペナルティが科された。

 最終的に15位となったクアルタラロだが、6周目にサヴァドーリ(アプリリア)を追い抜こうとした際に接触があり、ロングラップペナルティを科された。ただクアルタラロは、この接触についてペナルティを科される程ではなかったと反発している。

「状況を確認する前は、ロングラップペナルティも仕方ないかもと感じていた」とクアルタラロは言う。

「だけどその場面を確認すると、僕はペナルティには値しないと思った。ただ、それを論じるのは僕の仕事じゃない。僕の仕事は100%のライディングをすることだ」

「オーバーテイクするのに苦労している時には、どうにかその手段を見つける必要があって、そういう時には(接触も)起こりうるんだ」

「確かに僕は最初から最後まで限界ギリギリだった。こういうことは起こりうることではあるけど、少なくとも僕らは良いペースがあったんだ」

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 なおクアルタラロは、後方から追い上げるレースは「将来に向けて良い経験だった」としつつも、ポジションを落とすきっかけとなったターン1でのアクシデントについてはあまり多くは語らなかった。

「(何が起こったのか)良く分かっているだろう。ターン1での出来事があって、あの状況ではリカバリーするために最善を尽くす必要があったんだ」

「ただ、(ドゥカティのエネア)バスティアニーニを抜くのは悪夢のようだった。彼はブレーキも鋭いし、ドゥカティのマシンは加速も優れているからね」

「それで彼の後方でかなりゆっくりとしたライディングになってしまった。自分のペースで走れる空間を得たときには、1秒近く速く走れたんだ」

「将来に向けて僕らが何を改善する必要があるのかを知ることができたから、良い経験になったと思う」

 なおクアルタラロは、スプリントレースではトップ5を争える速さがあったと感じており、決勝レースでもこれが現実的な目標になっていると語った。

「正直に言うと、僕は現実的に5~7番手に入れるペースがあったと思う。ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)や、ブラッド・ビンダー(KTM)、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)、マルコ・ベッツェッキ(VR46)など、もっと速いライダーもいたけどね」

「僕のペースはその4人に並ぶモノだったと思う。だから、明日の現実的な目標がトップ5~7の間だと言っているんだ」

 

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