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クアルタラロ、ライバルのミスでリード拡大もレース内容に不満顔「オーバーテイクさえできれば……」

ポイントランキング首位のファビオ・クアルタラロは、MotoGP日本GPを8位で終え、まったくオーバーテイクできなかったと悔しさをにじませた。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Dorna

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP日本GPを8位で終え、チャンピオンシップのリードを拡大することに成功したが、レース自体はフラストレーションが溜まるモノとなったようだ。

 クアルタラロは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤを10ポイントリードし、日本GPに臨んだ。9番手スタートからなかなか順位を上げることができないレースとなったが、バニャイヤが最終ラップに転倒。ランキング3番手のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)はスタート前にエンジンマッピングに問題を抱え、2台目のバイクに乗り換えざるを得ず16位フィニッシュと、対抗馬がノーポイントに終わったため、クアルタラロがリードを広げる形になったのだ。

 ダメージを最小限に食い止められたことに満足しているクアルタラロだが、もっと簡単にオーバーテイク出来ていれば、5位以内を狙えたかもしれないと考えているようだ。

「このような状況で、ああいうことが起こったのだから、当然8ポイントを失うよりは8ポイントを得られた方がいいと思う」

「ある意味良かったけど、別の意味で悔しいよ。僕らのポテンシャルは間違いなく、ジャック(・ミラー/日本GPのウイナー)と戦えるようなものではなかったからね。彼は今日、別次元だった」

「でも、マルク(マルケス)やミゲル(オリベイラ)と戦うことは可能だったんだ。でも、全然オーバーテイクできなかった。僕たちは後ろにいて、他のライダーとは全然違う乗り方をしているんだ」

「セクター2と3で追いつき、セクター4と1では大きく遅れてしまう。もっと速く走れるはずなのに、そうならないのがもどかしい」

「レース前にひとつだけ、タイヤ以外のものを交換したのも失敗だった。そのせいで僕らのペースが少し遅くなってしまったんだ」

 クアルタラロはその変更について詳しくは説明しなかったが、レースに勝利したミラーを含め、数名のライダーがリヤにハードタイヤを選択して速さを見せたため、ハードタイヤを試さなかったのは間違いだったとも認めた。なおクアルタラロはリヤにミディアムタイヤを履いていた。

 クアルタラロは最終周に自身のすぐ後ろでクラッシュしたバニャイヤについて、転倒する音が聞こえたと語った。

「彼の姿は見えなかったが、クラッシュする音が聞こえたんだ」

「だから、彼は僕からそれほど離れてはいなかったと思う。もちろん彼らは本当に速いと思うし、ハードのリヤタイヤは正しいタイヤだった」

「このタイヤを履いた数少ないライダーはいい仕事をしていたし、もちろん、彼が来ることは分かっていた」

「(前を走る)マーベリック(ビニャーレス/アプリリア)が素晴らしいペースだったとしても、僕はマーベリックの後ろにいたんだ。でも詰まってしまって、オーバーテイクすることができなかった。だから、そこが難しかったんだ」

 
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