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クアルタラロ、2023年以降のヤマハ残留は”来季マシンの出来”次第。要望のモアパワー達成なるか?

2021年にMotoGP王者となったファビオ・クアルタラロだが、彼はヤマハのバイクのヘレステスト以降の進歩を確かめるまで、契約書にサインすることはないだろうと語った。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2021年シーズンに王者となったヤマハのファビオ・クアルタラロ。彼の契約は2022年末で満期を迎えるが、ヤマハと契約延長するかどうかは、今後のマシン開発の進展を見ながら決めたいとしている。

 2021年シーズンが終了してからまだ数日だが、MotoGPはすでに2022年シーズンに向けて動き出している。18日からはヘレス・サーキットで2日間の公式テストがスタート。各チームは来シーズンに向けた新型マシンのテストを行なっている。

 クアルタラロもその例に漏れず、2022年型のYZR-M1をテスト。ただ基本的には9月のミサノテストで走らせたプロトタイプと同一のものだったと彼は話している。

 そして、クアルタラロは2022年末でヤマハとの契約が満期となる。ヤマハは当然彼との契約延長を望んでいるが、彼は来年2月のセパンテストにヤマハがどんなマシンを持ち込んでくるかを確認するまでは、契約延長を保留するつもりのようだ。

 2023年以降の契約について訊かれたクアルタラロは「いや、まだ早いと思う」と答え、更に次のように続けた。

「少なくとも、マレーシアでのテストより前には何もサインしたくはない。僕らのバイクの進化を確認したいと思っている」

「普通のコトだと思うよ。2022年が始まる前に(契約書へ)サインするのは、普通のコトじゃないと思う。自分の価値は分かっているからね」

「チームとヤマハと、どういったポジションにあるのか、そして特にセパンで新型マシンの進化があるのかを確認するためにも、少し待ちたい」

「(マシン開発について)重要な点を要望しているんだ。今後、彼らが僕の要求に応えられなかったとしても、少なくとも、改善は小幅だったとしてもその方向に進もうとしていれば、それは良いことだろう」

「でも全く別の方向に進んでいるようなら、それはヤマハとの将来にも影響を及ぼすことになる」

 クアルタラロはヤマハに対して、繰り返しパワーを改善するように求めてきた。以前からパワーの面で他メーカーに後れをとってきたヤマハだが、今シーズンもドゥカティに対しては常にトップスピードが時速8kmほど遅い状況だった。

 ヘレステスト初日の走行を終えたクアルタラロに、2022年型のバイクの全体的なフィーリングを尋ねると、彼は9月からあまり変わっていないと答えた。

「そうだね、バイクはミサノ(テストで試したもの)とかなり似ていた……まあ正直に言えば、ミサノテストで走らせたバイクだった」

「そのバイクで走って、新スイングアームや電子制御、アンチウイリーシステムなど色々なことを試したよ」

「でも正直に言って、これはミサノと本当によく似たテストだった」

「改善を感じるには、もっと作業が必要だ。想像に難くないだろうけど、新型バイクはまだ初めの一歩を踏み出したところだ。セパンではもっと良くなっていることを願っている」

 
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