ドイツGP”無敗”のマルケス不在にライバル複雑。「彼と走って勝つのがモチベーション」とクアルタラロ
MotoGPは今週末第10戦ドイツGPの開催を迎えるが、ファビオ・クアルタラロはこのサーキットを支配してきたマルク・マルケスが不在の中で勝つことはモチベーションにはならないようだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのファビオ・クアルタラロは今週末行なわれるMotoGP第10戦ドイツGPにおいて、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が不在の状況がモチベーションになることはないという。
ザクセンリンクを舞台に行なわれているドイツGPは、マルケスが2013年に最高峰クラスにデビューした後から、無敗を誇っているサーキットだ。2020年の右腕の骨折から復帰し、本調子とはいえない状況の昨年でもそれは変わらなかった。
しかし2022年、マルケスの連勝記録はレースを前に途絶えることになった。彼は前述の右腕の骨折で、4度目の手術を受けることを決め、現在は療養中で欠場が決まっているためだ。
このサーキットにおける“キング”とも捉えられるマルケスの不在は、今シーズンのチャンピオン争いにおいてライバルにとっては、プラスだろう。ただ現在チャンピオンシップをリードしているクアルタラロは、あまりモチベーションを高めてはいない様子だ。
「ザクセンリンクは、昨年も悪くなかったコースだ。だけど2021年には表彰台には上がったけど、2019年に起きたこと(序盤での転倒)など、僕らのバイクではかなり苦戦していた場所でもある」
そうクアルタラロは語る。
「どうなるか様子を見てみよう。でもきっと僕らにとって悪くはないサーキットだろう」
「いや、(マルクがいるときと)同じじゃない。結局のところ、マルクはここで無敗なんだ。彼の不在がさらなるモチベーションにはならないよ」
「モチベーションになるのは、彼と一緒にこのコースを走って、勝利を達成することで、それは誰も成し遂げていないんだ」
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