クアルタラロ、予選3番手も「マシンのフィーリングが良くなかった」と不満げ。決勝のペースには不安なし?
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイギリスGP予選ではマシンのフィーリングが悪かったため、3番手を獲得したものの満足はしていない様子だ。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPイギリスGP予選で3番手を獲得。フロントロウに並び、ポイントリーダーとしてまずまずの位置から決勝を迎えることになった。
しかしクアルタラロ本人はこの予選結果であっても、フィーリングがあまり良くなかったため、満足していないようだ。
クアルタラロは初日の段階では2番手に0.5秒の差をつけるなど好調な走りを示し、予選でも1度目のアタックでは1分58秒925をマークする速さを見せた。しかしPPを獲得したポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)には0.036秒及ばなかった。
予選後、クアルタラロはソフトタイヤでの走行時に多くの“揺れ”があり苦戦してしまったと説明。ただ決勝のレースペースには自身があると話した。
「正直に言って、バイクには良いフィーリングがなかった」と、彼は言う。
「レースペースは良い。でも1周(のアタック)では、バイクが色々な場所で揺られてしまって、フィーリングは素晴らしいわけじゃなかった」
「それがなぜなのかを考える必要がある。率直に言えばフロントロウに並んでもあまり嬉しくない。タイムアタックでは快適に感じられなかったからだ」
「だけど一番大事なのは、レースペースの面では速さがあるという点だ。だから(決勝で)何ができるか、様子を見てみよう。かなり良い感じで行けると思うよ」
また予選後の会見ではソフトタイヤでの苦戦について更に言及。通常ならタイムを出しやすいソフトで、加速の段階で大きく苦戦してしまっていたと説明した。
「FP3では2度タイムアタックをするチャンスがあった。で、バイクにはあまり良いフィーリングが無かったんだ」
「ミディアムタイヤを履くと、すぐにフィーリングは良くなった。通常タイムアタックではソフトタイヤを使うものだけどね。このバイクでも(ソフトタイヤでは)グリップが向上して色々と楽になるものなんだ」
「でも今日はそうじゃなかった。加速の部分でかなり苦戦してしまった」
「最終的な目標はフロントロウに並ぶことだった。だからソフトにはもう触らないつもりだ」
「それからFP4で出ていったときには上手いことプッシュできたから、満足している。2回目のコースインでもよりスムーズにライディングできたし、ラップタイムも上手く出すことができた。ペースとタイヤについては満足している」
なおクアルタラロは初日のFP2で転倒を経験しており、足首を捻ってしまうアクシデントもあった。ただ彼によるとバイクに乗っているときは問題はないのだという。
「足首については、バイクに乗っているときは問題ない。そこが一番重要だ」
「歩くのは苦労しているけど、バイクに乗っていれば大丈夫なんだ。レースも問題ないと思う」
「クリニカ・モバイルでアイシングとちょっとした理学療法は受けるつもりだけど、問題はないよ」
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