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MotoGP、ペナルティの一貫性めぐり不満噴出。クアルタラロは「驚くべき仕事ぶり」と皮肉

ファビオ・クアルタラロはMotoGPオランダGPでアレイシ・エスパルガロと衝突するアクシデントを引き起こし、次戦ロングラップペナルティが決定した。しかしこの裁定にはクアルタラロ、そして他のライダーから批判の声があがっている。

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team, Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing crash

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第11戦オランダGPで発生した、ヤマハのファビオ・クアルタラロとアレイシ・エスパルガロの衝突では、クアルタラロがロングラップペナルティを受けた。しかしこの裁定には抗議の声があげられている。

 クアルタラロはレース序盤の5周目、エスパルガロのオーバーテイクを狙ってターン5でイン側に飛び込んだ。しかしそこでクリップに付くことができずフロントタイヤを滑らせて転倒。アウト側に位置していたエスパルガロに突っ込む形となってしまった。

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 エスパルガロはグラベルへと押し出されたものの、なんとか転倒は回避。表彰台争いから一気に15番手まで落とされてしまったが、怒涛の追い上げで4位を獲得している。

 この一件は審議対象となり、後にクアルタラロに対して次戦イギリスGPでのロングラップペナルティが決定。しかしこの裁定はSNSで大きく非難されており、クアルタラロも不快感を示している。

「ああ、次のレースではロングラップペナルティだよ」と、クアルタラロはSNSに記している。

「野心的すぎると思われるから、オーバーテイクを試みることはできないんだ」

「今年の序盤から、何人かのライダーは”レーシングインシデント”を起こしているけど、どうやら今回の僕のやつは危険すぎたらしい」

「スチュワードの皆さんの、驚くべき仕事ぶりを称えないとね」

「次はペナルティを受けないためにも、オーバーテイクをしないようにするつもりだ」

 今回のペナルティに対しては、カタルニアGPで発生した中上貴晶(LCRホンダ)がアレックス・リンス(スズキ)とフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)を巻き添えにしたクラッシュがペナルティ無しだったこともあり、スチュワードの裁定の一貫性に関する議論が再燃している。

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 カタルニアGP後にはリンスが反発を示し、現在のスチュワードパネルが”無能”であると厳しい非難をぶつけていた。

 近年はトラックリミット違反に対するペナルティなど、ライダー側がペナルティの裁定について不満を示すことも多かったが、今シーズンのこういった出来事は新たな火種になりつつある。

 スチュワードパネルの決定には、スーパーバイク世界選手権などに参戦してきたチャズ・デイビスも批判の声を挙げており、ライダーのコース上でのバトルを抑制するだけだとSNSで語った。

「FIM MotoGPスチュワードパネルは、ライダーが将来レースをするのを思いとどまらせるという、素晴らしい仕事をしている」

「不運なレーシングインシデントと無謀なライディングの認識における、初歩的な失敗だ」

 ヤマハのチームディレクターであるマッシモ・メレガリは、今回のペナルティが厳しいものだと感じており、裁定の一貫性がないことを批判した。

「我々は良いパフォーマンスを出せると期待してレースを始めた」

「とにかく、レースに向けて良い準備を整えていたんだ。だがこれがレースだ。ファビオの最初のクラッシュはレーシングインシデントだと我々は見ていた」

「しかしレースディレクションの次戦ロングラップペナルティという決定は、厳しいものだ。彼は誰も転倒させておらず、アレイシがポイントを獲得していることを考慮すると、厳しいというだけではなく、これまでのグランプリでも見られてきた罰を受けないレース中のインシデントとの一貫性も存在していない」

「このサマーブレイクを今回のグランプリを消化するために使い、そして1ヵ月後のシルバーストンで戦う準備を整えていくつもりだ」

 
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