クアルタラロ、ヤマハV4マシンが遅くても実戦テスト歓迎。「実際のポジションを確かめるのはいい考え」
ファビオ・クアルタラロはヤマハに対し、V4エンジンのバイクが現行マシンよりも遅くとも、0.5秒差以内なら今シーズン中に使う覚悟があると語った。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのファビオ・クアルタラロは開発中のV4エンジン搭載マシンが、たとえ現行マシンより遅くとも今シーズン中に投入して走らせる覚悟があると語った。
近年苦戦が続くヤマハがV4エンジンを開発していることが明らかになってから、その動向は注目を集めてきた。特に先のオーストリアGPでヤマハ陣営が下位4台を占める結果となったことで、早く新型を投入すべきだという声がパドックで上がっている。この状況では、失うものは既に無いからだ。
ただヤマハはV4エンジンに対し、慎重なスケジュールを立てている。彼らは9月のミサノテストで、初めてクアルタラロにマシンをテストさせる予定だ。これはクアルタラロにも批判されていることだ。
「ああ、ずっと試したかった」とクアルタラロは言う。
「でもバイクの開発は遅れていると思う」
「感覚としては既にテストされているべきだったというモノがある。でもそのバイクに乗るかどうかを決めるのは、僕じゃない。ヤマハは(V4の)バイクの準備がまだできていなくて、僕がテストするのに十分じゃないと恐れているんだと思う」
Alex Rins, Yamaha Factory Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
そしてクアルタラロは、実戦の場でV4マシンを試す考えにも前向きだと話す。
「つまり、それ(V4)がどれだけ良いか、悪いかにもよるけど、変化が必要なんだ。それに、自分たちのバイクが実際どこに位置しているのかを確かめるのも、いい考えだと思う」
クアルタラロは「どれだけ良いか、悪いか」の程度について現行の直4エンジンのマシンから0.5秒以内の差であれば、十分すぐにレースに出場できるかと訊かれると、それを肯定した。
「僕としては、そうだと思うよ。実際に試してみて、ラップタイムが自分比較で0.5秒以内の差なら、良いステップを踏んでいると思う。だって、それが最初なんだからね」
ヤマハはこれまでのところ、V4マシンの情報はほとんど公開していないうえ、テストも非公開だ。ただアレックス・リンスは7月のチェコGPの段階では、V4マシンはテストのタイムで現行マシンよりも2秒遅れだったと情報を明らかにしている。
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