ビニャーレス出場停止騒動も関係なし。予選2番手のクアルタラロ「チームの雰囲気は素晴らしい」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスがMotoGPオーストリアGPを出場停止になっているにも関わらず、チームの雰囲気は良いと語った。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスがチームからMotoGP第11戦オーストリアGPの出場停止処分を受けて注目が集まっている中でも、チームの雰囲気は良いと語った。
1週間前に開催されたスティリアGPで故意にオーバーレブさせエンジンを壊そうとしたとして、ヤマハはビニャーレスにオーストリアGP出場停止を命じた。チームは彼の代役を立てず、オーストリアGPはクアルタラロ1台体制で週末に臨んでいる。
ビニャーレスの件でメディアの注目が集まっているヤマハだが、クアルタラロ曰くガレージ内の雰囲気は変わっていないという。
オーストリアGP予選2番手と速さを見せたクアルタラロは「雰囲気は素晴らしいよ」と語った。
「ガレージには僕のクルーがいて、マーベリック(担当)のメカニックも助けに来てくれた。彼には感謝したい。家にいることだってできたのに、僕のバイクの作業をしてくれているんだからね」
「チームの雰囲気はファンタスティックだよ」
レッドブル・リンクは、2021年シーズンのMotoGPカレンダーの中でもパワーの影響が大きく、ヤマハが最も苦手とするサーキットのひとつだが、ランキング2番手のヨハン・ザルコ(プラマック)に40ポイント差をつけてポイントリーダーに立っているクアルタラロは、オーストリアGPの結果がどれほど悪くても、ランキング首位の座を守ったままオーストリアでの連戦を終えることができる。
クアルタラロは予選で1分22秒677をマーク。これは従来のコースレコードを塗り替える好タイムで、彼がポールポジションを獲るかと思われたが、わずか0.034秒差でホルヘ・マルティン(プラマック)が上回ったのだ。
土曜日のFP4では強力なレースペースを見せたクアルタラロは、スティリアGPに続いて表彰台を獲得できる可能性があると考えているものの、チャンピオンシップの状況を考えると不必要に力みすぎないようにしたいと話した。
「このコースでのレースは、ストレートが短いアッセンなどと違って戦うのが難しいので、明確な目標はない」
「序盤の数周にも大きく左右されるけど、もちろん最大限の力を発揮するつもりだ」
「表彰台かトップ5を狙えるペースだと思うけど、前に速い人がいても、自分を追い込むつもりはない。できる限りのことをして、限界近くまでプッシュするつもりだけど、自分の限界以上には攻めないつもりだ。レースでは100%の力を発揮するけど、それ以上のことはしない」
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