クアルタラロ、“新型コロナ感染”を告白。昨年12月感染も現在は回復
ヤマハのファビオ・クアルタラロは昨年12月に新型コロナウイルスに感染していたことを公表。現在は回復し、肉体的にも万全の状態に戻ったと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2020年のMotoGPは新型コロナウイルスのパンデミックを受け、スケジュール面で多大な影響が発生した。MotoGP側はレース開催のために無観客試合とすることや、感染防止のためのプロトコルを設定するなど、多くの努力を重ねた上でなんとかシーズンを完遂させ、11月末に閉幕を迎えることができた。
ただ、それでもライダーやチームスタッフなど関係者の新型コロナウイルス感染をゼロにすることはできなかった。
そして先日、MotoGPクラスへ参戦しているファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が、昨年12月に新型コロナウイルスへ感染していたことを明らかにした。
「(去年の)12月に新型コロナウイルスへ感染してから、フィジカル面で失ったところがあった。でもトップレベルに戻れたことは良かった」
彼は鍛えた肉体の写真と共に、そう言葉を記している。既に回復し、肉体面でも万全の状態に戻ったというクアルタラロ。彼は今季、バレンティーノ・ロッシの後任としてヤマハファクトリーチームへと加入する。
なお2020年シーズンを通じて、MotoGPクラスで新型コロナウイルスへ感染したのは、バレンティーノ・ロッシ、イケル・レクオナ(テック3・KTM)の2名で、それぞれ2レースの欠場を余儀なくされていた。
またMoto2ではホルヘ・マルティン(今季MotoGP昇格)が、Moto3ではトニー・アルボリーノがウイルスの濃厚接触者としてタイトル争いに絡んでいながらも、レース欠場を強いられる一幕もあった。
2021年シーズンも新型コロナウイルスの影響は避けられず、既に2月のセパンテストが中止され、序盤のアメリカズGPとアルゼンチンGPはシーズン後半へ延期され、開幕からカタールでの連戦となることが決定済みだ。
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