クアルタラロ、スペインGPの勝利“失わせた”腕上がりの手術が成功。フランスGPで完全復活目指す
ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第4戦スペインGPで腕上がりを発症。彼は最終的に手術を受けこれは成功。次戦フランスGPでの完全復活を目指している。
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
ヘレス・サーキットで行なわれたMotoGP第4戦スペインGP。その決勝レースではファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がポールポジションからスタートし、中盤まで先頭を走っていた。
しかし彼は残り10周を目前にしたタイミングで、急激にペースダウン。その後はなすすべなく追い越されていき、最終的に13位で3ポイントを持ち帰るのが精一杯だった。
クアルタラロはこの急激な失速が、腕に力の入らなくなる状態……いわゆる腕上がり(慢性労作性コンパートメント症候群/アームパンプとも)の症状が右腕に出てしまったことによるものだと説明。レース直後の段階では手術などの対処に関しては未定だとしていたが、最終的にメスを入れることを選んだ。
なおクアルタラロはMotoGPデビューイヤーの2019年にも腕上がりの問題に直面しており、その際にも手術を受けている。
5月4日(火)、クアルタラロは母国フランスの病院で執刀を受け、手術は無事に成功。ヤマハは5月14日から開始される、第5戦フランスGPでの完全復活を見込んでいるようだ。
クアルタラロは自身のツイッターに術後の写真を投稿。そこには「万事順調。目標は次の母国戦だ!」と記している。
2021年のMotoGPは4戦を終えた現在、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが66ポイントを獲得して首位。クアルタラロは今回の失速によってランキング2番手へとポジションを落としたが、その差は2ポイントと僅差の状態だ。
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