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自滅だけは避けたいクアルタラロ、決勝の雨予報に一抹の不安「ウエットなら厳しいけど……降るならいっぱい降ってほしい」

ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第10戦スティリアGPの決勝がウエットコンディションになれば「さらに厳しくなる」と感じているものの、限界を超えるパフォーマンスを引き出すために「自滅する」ことはないように努めると語った。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

MotoGP

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは、オーストリアのレッドブルリンクで行なわれているMotoGP第10戦スティリアGPの決勝レースが予報通りウエットコンディションなってしまうと「かなり厳しい」と感じているものの、雨が降る場合は沢山降ってほしいと考えている。

 また、決勝では有りもしないパフォーマンスを引き出そうとして「自滅」しないようにすることが重要だと語った。

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 雨が降った金曜日のフリー走行2回目の後、クアルタラロはウエットコンディションではリヤで充分なグリップを得られず、彼にとっては「悪夢だった」と語っていた。

 日曜日の決勝レースは降雨の予想もあり、天候に左右される可能性が高い。クアルタラロとしては、フリー走行2回目のような路面が徐々に乾いていく状況よりも、マシンの性能が高まる激しい降雨を求めている。

 34ポイント差でランキング首位に立つクアルタラロは、ドライコンディションになったスティリアGP予選で3番手を獲得。決勝レースが雨になった場合には「可能な限り順位を守りきること」に努め、限界を超えないことが大切だと彼は考えている。

「気にしてはいないけど、もしドライコンディションになったら僕としては良いね」とウエットレースになる可能性を聞かれたクアルタラロは答えた。

「しかしもし雨が降ったら、誰にとっても同じことだ。僕はさらに苦戦することになるが、僕らは仕事をこなして、可能な限りベストな順位を得るためにここにいる」

「僕は自滅せずに、可能な限り順位を守りきるだけだ」

「かなり雨が降った前のレースでは良い仕事をして、良い感触が得られた。だからもし雨が降るのなら、たくさん降ってほしいな」

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 クアルタラロは、金曜日と土曜日のフリー走行を通じて「ブレーキングに苦しんだ」と語ったが、フリー走行3回目の最後には大きな改善を見せ、予選でポール争いに加わることができた。しかもその予選では、ラップレコードをマークして一時トップに躍り出るというシーンもあった。ただ残念ながらそのタイムは、トラックリミットを違反したとして抹消されてしまった。

 一方、フリー走行3回目を3番手で終えるなど、好調さを見せていたチームメイトのマーベリック・ビニャーレスの運勢は予選で一変した。

 ビニャーレス曰く、フリー走行4回目にはエンジンに“謎の”問題が発生し、予選までにそれを解決する時間がなかったという。また、ブレーキング時の感触もフリー走行3回目から大きく異なっていたと訴えており、予選は9番手に終わった。

「えっと、それは良い質問だ」とmotorsport.comに不振の理由を聞かれこう答えた。

「正直言って、僕から説明することはない。重要なことだから(説明できることが)あればいいのだけどね」

「なぜだかは分からないけど、特にエンジンに関しては感触が違ったと言うことができる」

「スロットルを回すといつも、なぜだかは分からないけど『バッ、バッ、バッ』って感じになるんだ」

「だから、これが限界だった。チームにも伝えたけど、彼らが手を加える時間は残っていなかったんだ」

「これがフリー走行4回目で発生したから、予選では『OK、しょうがない』って言うしかなかった」

「午前中(フリー走行3回目)と比べて最も大きな違いは、ブレーキングゾーンでのフィーリングだ。午前中は野獣のようにブレーキングできたが、午後は毎回グラベルへ飛び出していた」

「うまく減速できなかった。なぜかは分からない。持てるベストは尽くした。午前中に1分23秒2をマークして『余裕がある』と言っていたので、タイムアタックに対しては僕もとても楽観的だった」

「最初のアタックに出た時に、僕はこう言ったんだ『おっと、バイクが止まらない。何が起こっているか分からない』ってね」

 

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