“パーフェクト”なスズキが脅威に? クアルタラロがライバル褒めちぎる

ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロは、ミサノ・サーキットで行なわれる次戦エミリア・ロマーニャGPにおいて、“パーフェクト”なスズキGSX-RRが立ちふさがるだろうと予想している。

“パーフェクト”なスズキが脅威に? クアルタラロがライバル褒めちぎる

 2020年のMotoGPはタイトル争いの最有力候補であるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を欠いたまま7戦を消化。各グランプリで勝者が入れ替わる展開となっている。

 前戦サンマリノGPではフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が優勝し、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が2位、ジョアン・ミル(スズキ)が3位に入るなど、表彰台に並ぶ顔ぶれもフレッシュなものとなっている。

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 現在のランキングを見ると、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が首位に立ち、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がそれを僅差で追っている状態だ。そうした状況のなか、クアルタラロは今後のヤマハにとって、スズキが脅威になるだろうという予想を示した。

 今季のスズキはこれまでに優勝は挙げていないものの、オーストリアGPではミルが2位を獲得し、続くスティリアGPでもミルは赤旗中断までは優勝に向かって突き進むなど、そのポテンシャルは高いことを示していた。なにより、レッドブルリンクというパワー感度の高いサーキットで、ドゥカティやホンダに負けないパッケージに仕上がっていることが印象的だ。

「ああ。彼らはストレートで速いし、オーバーテイクするための加速も速い。スズキはとても速いんだ。だから心配しているよ」

 クアルタラロはサンマリノGPでスズキが示したペースを懸念しているかと訊かれると、そう答えた。

「だからその質問の答えはイエスだ。両方のライダーがとても速いから心配だ」

「ミルは自信に満ちているから、僕たちとしても簡単じゃない。それに今、スズキのマシンは全体として完璧なモノだと思う」

「シャシー、エンジンパワーそしてハンドリング。全体が本当に素晴らしいと思う」

 一方、高評価された側のスズキのミルは、それをやんわりと否定。ヤマハ勢の強さを無視することはできないという考えを示した。

「ファビオが僕のバイクに乗っていたなんて知らなかったよ」と、ミルは冗談を飛ばした。

「誰かから僕のバイクがより優れていると聞くのは良いものだ」

「何が言えるかといえば、もちろん他の人の使っているバイクは、自分の使っているモノより良く見えるということだ」

「今のところ、ポールポジションを獲得しているのは彼だし、前戦の勝者もヤマハ勢だ。だから、その質問に答える必要があるかはわからない」

「たしかにフィーリングは凄く良いし、僕らは素晴らしいパッケージを手にしている。今はマシンの調子もいいし、僕らは良いレベルにあると思うよ。それから、彼らと戦う準備はできている」

 

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