「今季最悪の週末のひとつだった」クアルタラロ、オーストリアGPでの18位に言葉少な

　レッドブルリンクで行なわれたMotoGP第11戦オーストリアGPの決勝で、ファビオ・クアルタラロ（ヤマハ）は18位と苦戦。この結果を彼も厳しく受け止めている。

　クアルタラロはオーストリアGPのレースウィークを通して苦しんでおり、予選では15番手。決勝ではポイント圏内ギリギリの15番手を争っていたものの、トラックリミット違反によるロングラップペナルティを受け、最終的に18位とポイント圏外でのフィニッシュとなった。

　復帰戦だったチームメイトのアレックス・リンスも16位と、依然としてヤマハは苦しい状況が続いている。

　クアルタラロはこのオーストリアGPが「今シーズン最悪の週末のひとつ」だったと語っている。

「今シーズンで最悪の週末のひとつだったのは明らかだよ。僕らは改善しようとしたけど、残念なことに悪化してしまった」

「改善していく道が見つからなかった。僕は他の連中のように序盤のラップで可能な限りプッシュしたけれど、残念ながら彼らにはオーバーテイクされてしまった」

「その後、タイヤに圧力の問題が出てしまって、結果も悲惨なものになってしまったんだ」

　なおヤマハは次戦アラゴンGPの前に、ミサノ・サーキットで2日間のプライベートテストを実施予定となっている。不振にあえぐヤマハ陣営としては、このテストで進歩を確かめたいところだろう。

ヤマハのファビオ・クアルタラロはMotoGPオーストリアGPで厳しい18位となった。この結果を彼は「今シーズン最悪」とも表現している。