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クアルタラロ、昨年苦戦のポルトガルGPでも好調継続。「ドーハと同じ良いフィーリング」

ファビオ・クアルタラロは苦戦した昨シーズンの戦いとは異なり、ポルトガルGP初日で総合2番手と好調を示している。YZR-M1への不満が少なくなっていることが結果につながっているようだ。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 アルガルヴェ・サーキットを舞台に行なわれているMotoGP第3戦ポルトガルGP。その初日フリー走行でヤマハのファビオ・クアルタラロは総合2番手タイムをマーク。昨シーズンの同地では苦戦していたが、改善を示してきた。彼によるとマシンへの不満が少なくなっていることが鍵のようだ。

 昨年のポルトガルGPでクアルタラロは、予選で5番手とまずまずの位置につけていたものの、決勝では失速してしまい、14位とポイント獲得ギリギリのポジションでフィニッシュしている。ただクアルタラロは昨年の苦戦については、直前のバレンシア2連戦が厳しい結果(14位、転倒リタイア)に終わっていたこともあり、メンタル面で課題を抱えていたことを原因に挙げていた。

 第2戦ドーハGPから好調の続くクアルタラロ。彼はバイクのフィーリングはカタールと同じく良いものを感じており、マシンは昨年のポルトガルGPと比較して大きく前進していると説明する。

「まず最初に感じたのは、精神的に僕が強くなっていて、不満も少ないということだ。それが助けになった」

 クアルタラロは初日を振り返ると、そう語った。

「だからライディングスタイルというよりも、僕のフィーリングが大事なんだ。これが第一の点だ」

「そしてカタールと同じ様なフィーリングがバイクには感じられる。バイクはコーナリングがよくなっていて、2019年型のシャシーと似たものを感じるんだ」

「これは本当にポジティブな点で、僕らは既に大きな一歩を踏み出したように感じられるよ」

 アルガルヴェ・サーキットはグリップが低いと言われているが、クアルタラロは似たようなコンディションで2020年に発生した問題が再発することを危惧していたとも明かしている。

 しかし初日の走行を経て、彼はペース面で自信を得られたという。

「グリップが低くてもバイクは上手く機能してくれたし、満足している」

「これは僕らにとって重要なことで、助けになる。というのもドゥカティがパワフルなバイクを手にしているのは分かっていて、彼らは低グリップな状況で僕らよりも少し速い。グリップが良いときは僕らが少し速くなるんだけどね」

「このグリップでのフィーリングは既に良いし、大きなステップを踏んだようだ。2日目にグリップがどうなるかを確認するのが待ちきれないよ」

 なおチームメイトのマーベリック・ビニャーレスは初日を7番手タイムで終了。FP2ではFP1と比較してグリップの不足に悩まされたというが、彼はセットアップの問題だと考えている様子だ。

「全体として、フロントタイヤにはかなり問題があった」とビニャーレスは言う。

「たくさんロックしてしまって自信が持てなかったんだ。だからブレーキングエリアで上手くいかず、問題がたくさんあった」

「改善できる場所が多いのは確かだね。朝(FP1)はバイクでグリップが感じられて、基本的にフィーリングはかなり良かったんだ」

「でも午後(FP2)、なぜかは分からないけどグリップを、特にフロントのグリップを失ってしまった」

「だから問題は多い。でもそれがありつつもQ2進出圏内に入れたのはポジティブな点だ」

「基本的に問題はいろんな場所に出ているので、僕としてはおそらく良いセットアップができていないんだと思っている。それはトラック、そしてコンディションがカタールとは非常に違っていることに関連していると思う」

「だからそこの作業をしないといけない。僕らはフロントにより良いフィーリングを探し出して、リヤをもっと安定させるように取り組む必要がある。今日は上下の動きが大きくてトラクションが乗らなくて、加速で苦戦してしまっているんだ」

 

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