WSBKポイントリーダーのラズガットリオグル、2023年にMotoGP参戦か? シーズン終了後にはテスト予定
スーパーバイク世界選手権で現在ポイントリーダーに立つトプラク・ラズガットリオグルは、MotoGPに参戦する可能性があるとするもそれは2023年以降の話だとした。
Toprak Razgatlioglu, PATA Yamaha WorldSBK Team
Gold and Goose / Motorsport Images
現在スーパーバイク世界選手権(WSBK)にて、前年王者ジョナサン・レイ(カワサキ)を抑えてポイントリーダーに立つトプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)は、今年初めにヤマハからMotoGPに参戦する可能性を強く示唆されていた。
しかしその予想とは裏腹に、ラズガットリオグルは年初めにヤマハとWSBKでの2年契約を結ぶことになった。
だが、ラズガットリオグルのMotoGP参戦の可能性は消えていない。彼の所属するPata Yamaha with BRIXX WorldSBKのチーム代表ポール・デニングは、ラズガットリオグルのMotoGP転向を支持している。
ラズガットリオグルは第10戦ヘレスラウンドの際、シーズン終了後にヤマハがグランプリマシンであるYZR-M1をテストできるよう手配していることを明かし、MotoGP参戦の可能性が依然として視野に入っていることを明確に示した。
WSBKのシーズン最終戦はインドネシアで開催することが決定しているが、テストの詳細はまだ決定していないという。
「通常、この計画はインドネシアのレースウィークのためのものだけど、僕にとっては今年が重要だから(テストがいつ行なわれても)問題ない」
ラズガットリオグルはこのように語る。
「MotoGPマシンを試す機会は多くある。だから様子をみよう。今年は僕の仕事に集中する。MotoGPマシンをテストするのはその後になるかもしれないね」
ラズガットリオグルは今年トルコ人初のチャンピオンに輝くという野望を達成したとしても、来シーズンMotoGPへ移籍することはないと否定している。
ヤマハはアンドレア・ドヴィツィオーゾが現在座るシートに来シーズンRNFサテライト(現ペトロナス・ヤマハSRT)として誰が座るのかは決定しておらず、Moto3ライダー、ダリン・ビンダー(Petronas Sprinta)の可能性も残る。
「僕はここ(WSBK)にいるよ。なぜなら僕には2年契約があるから」とラズガットリオグルは語る。
「今年はチャンピオンになりたいね」
「僕はこのパドックが好きだし、自分はここで生まれたと言ってもいい」
「でも、もしかしたら来年チャンピオンになって(2023年に)MotoGPへ参戦するかもしれない。(少なくとも)今年と来年はここにいるよ」
Toprak Razgatlioglu, PATA Yamaha WorldSBK Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
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