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レミー・ガードナー、トレーニング中転倒で右手首骨にヒビ。手術受けプレシーズンテストに備える

2022年にMotoGPクラスへデビューするレミー・ガードナーは、トレーニング中の転倒で右手首を骨折。その手術を受け、現在はプレシーズンテストに向けた回復を進めている。

Remy Gardner, Red Bull KTM Ajo

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPの2022年に最高峰クラスへデビューするルーキーのひとりである、レミー・ガードナー。500ccクラス王者のワイン・ガードナーを父に持つ彼は、昨年Moto2クラスでチャンピオンに輝き、ついにMotoGPクラスへと足を踏み入れた。

 しかし、2月5日から始まるプレシーズンテストまで3週間を切ろうというタイミングで、彼は右手首を負傷してしまった。モトクロストレーニング中の転倒がその原因だ。

 転倒によって、ガードナーは右手首の骨に亀裂が入ってしまった。結果的に手術を受けることとなり、18日に彼はスペインの大学病院で処置を受けた。手術は無事成功し、今後はプレシーズンテストに向けて回復に務めることになる。

 所属チームのテック3 ・KTMはSNSへの投稿で次のようにコメントを発している。

「先週土曜、レミーはモトクロストレーニング中に発生したアクシデントにより、右手首に小さな亀裂が入ってしまった」

「ザビエル・ミル医師の執刀により、2枚のプレートを挿入する手術を受け、無事成功した。レミーは金曜日から回復に向けたプロセスを始める予定だ。早く良くなるんだ、チャンピオン!」

 

 なおガードナーは昨年、シーズン中の9月の段階でMotoGPマシンのテストに参加。ポストシーズンテストと合わせ、既に2回のテストに参加している。

 2022年、ガードナーはMoto2クラスで激しくタイトルを争ったラウル・フェルナンデスと再びコンビを組むことになる。

 2月5日からはマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットでプレシーズンテストが開始されるが、ルーキーの彼らはその直前に行われるシェイクダウンにも参加することになる。

 
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