石油大手企業レプソル、ホンダMotoGPとのスポンサー契約を2年間延長
スペインの石油大手企業レプソルは、ホンダMotoGPとのタイトルスポンサーシップ契約を2021年から2年間延長することを発表した。
Alex Marquez, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
HRC(ホンダ・レーシング)が10月21日(水)にプレスリリースを発表し、スペインの石油大手企業レプソルとのMotoGPチームへのスポンサー契約を2年間延長したことを発表した。
現在MotoGPに参戦するホンダは、1995年にレプソルとパートナーシップを結んで以来、25年間に渡って関係を継続。モータースポーツ界において最も長く続いているパートナーシップのひとつとなっている。
レプソルとの関係を初めて以来、ホンダはロードレース世界選手権で輝かしい成績を残してきた。ミック・ドゥーハン、アレックス・クリビーレ、バレンティーノ・ロッシ、ニッキー・ヘイデン、ケーシー・ストーナーそしてマルク・マルケスの手で、計15回のタイトルを獲得している。
しかしその長きに渡って続いた関係が2020年をもって終了し、レッドブルが新たにタイトルスポンサーに就くのではないかという噂が、MotoGPパドックでは浮上していた。
新型コロナウイルスによって原油価格・需要は下落し業績に影響を与えている上、更にレプソル・ホンダは2020年シーズンの第10戦フランスGPまで無表彰台と戦績が低迷したことも、その噂を後押ししていた。
しかし先週の段階で、mootorsport.comはレプソルとホンダが契約延長を決定したという情報をキャッチ。そして21日(火)、2021年から2年間スポンサー契約を延長することが正式に発表された
今回の契約延長に際し、HRC(ホンダ・レーシング)の代表取締役社長である野村欣滋は次のようにコメントを寄せた。
「レプソルと我々のパートナーシップをさらに2年間延長することは、非常に素晴らしい気持ちです」
「我々は共に信じられないほどの成功を収めてきており、モータースポーツにおけるユニークなパートナーシップを築くに至りました」
「我々は一丸となって取り組み、我々の前に現れる様々な苦難や障害を乗り越えて来ましたし、これからもそれを続けていくでしょう」
「2020年は世界にとって厳しい年となっていますが、我々はレプソルと共に目標に向かって努力を継続してきました」
「我々は今、この旅を共に続け、グランプリレースの歴史にさらなるページを書き記し続けることを楽しみにしています」
なお2020年はマルク・マルケスとアレックス・マルケスによる兄弟チームが結成されていたレプソル・ホンダだが、2021年はアレックスがサテライトチームのLCRホンダへ移籍することが既に決定済み。レプソル・ホンダには、現KTMのポル・エスパルガロが加入することになっている。
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