ロレンソ、ビアッジ、アンダーソンの3名がMotoGPレジェンドに。殿堂入りの栄誉受ける
MotoGPを運営するドルナは、ホルヘ・ロレンソ、マックス・ビアッジ、ヒュー・アンダーソンの3名のライダーを、MotoGPレジェンドに選出。殿堂入りすることを発表した。
MotoGPを運営するドルナは、ホルヘ・ロレンソ、マックス・ビアッジ、ヒュー・アンダーソンの3名がMotoGPレジェンドに選出され、殿堂入りを果たしたことを明らかにした。
2019年にレプソル・ホンダへ加入したホルヘ・ロレンソは、マシンへの適応に苦しんだ。トップ10フィニッシュもままならない状況が続く中、彼は幾度も負傷してしまい、最終戦バレンシアGPで引退を表明するに至った。
ロレンソは15歳となった2002年のスペインGP(125cc)でグランプリデビューを果たし、18年間トップレーサーとしてグランプリで現役を張ってきた。通算勝利数は68勝(うちMotoGPクラス47勝)、MotoGPクラスと250ccクラスを合わせて5度の世界チャンピオンに輝いている。
ロレンソはMotoGPレジェンド入りについて、次のようにコメントを寄せている。
「MotoGPレジェンドに名を連ねることは、本当に嬉しいことだ。僕がこの世界で争い始めた時に本当にやりたかったのは、世界選手権に参加することだった」
「レースに勝ち、そして5度の世界チャンピオンとなったことは、僕の期待をはるかに上回るものだった。そして“MotoGPレジェンドになる”いうのは、さらに難しいものだ。レジェンドの一員となることは、タイトルとは別にこのスポーツの歴史と、人々の心に印を刻んだという意味なんだ」
「ドルナとFIM(国際モーターサイクリズム連盟)の長年のサポートに、そしてこのレジェンド入りするライダーのひとりに含めてもらったことに感謝したい」
ビアッジは1994年から1997年まで4年連続で250ccクラスのチャンピオンとなり、MotoGPクラスでも2度ランキング2位を記録。スーパーバイク世界選手権に活躍の場を移してからは、2010年と2012年に世界チャンピオンとなっている。
近年、ビアッジはMoto3クラスで自身のレーシングチーム(Sterilgarda Max Racing Team)を運営している。2019年は所属するアロン・カネットがランキング2位につけるなど活躍を見せた。
ヒュー・アンダーソンは1963年と1965年に、それぞれ50ccと125ccクラスで通算4度のチャンピオンを獲得したライダー。1963年には50ccと125ccのダブルタイトルを獲得している。
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