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「僕だって馬鹿じゃない」アレックス・リンス、ポルトガルGP転倒に“シグナル”は無かったと説明

スズキのアレックス・リンスは、MotoGP第3戦ポルトガルGPで転倒リタイアに終わったが、走りが限界に達していたと分かっていれば引いていたと主張する。

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 スズキのアレックス・リンスは、MotoGP第3戦ポルトガルGPでファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)と優勝争いを演じるも転倒リタイア。彼はレースを振り返ると、自分の限界に達していたと分かっていれば、クアルタラロを先に行かせていただろうと語った。

 リンスはポルトガルGPを2番手と好位置からスタート。ポールポジションスタートのクアルタラロと共に1分39秒台と抜きん出たラップタイムを記録し、レースの優勝争いをふたりで主導した。だが残り7周で、リンスは転倒。この転倒についてリンスはテレメトリーのデータには明らかな理由となるものが示されておらず、自分の犯したミスを乗り越えることは「簡単ではなかった」と認めている。

 リンスはポルトガルGPで2位を確保していた場合、ランキングでは2番手をキープできていた。しかし彼は“2番手に甘んじる”という考え方では、2019年にマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)を倒すことはできなかったとも主張している。

「もし2位で落ち着いていたなら、今頃はチャンピオンシップで2番手になっていただろうね」と、リンスはmotorsport.comに答えた。

「もちろん、それもいいだろう。でも保守的に傾いた考え方では、2年前にシルバーストンでマルク・マルケスを倒すことは決してできなかっただろう」

「あの時も僕は2番手に甘んじることだってできた。だけどそれでは後に話題となったあの勝利を手にすることはできなかった」

「まだ今季は始まったばかりで、4レース目に入るところだ。計算機を取り出すのはもう少し先だろうね」

「ポルティマオのような、金曜日からトップ層にいられるような週末がもっとあれば、悪い結果もカバーされるだろう」

 ただ彼はその考え方や走りが、マルク・マルケスが2015年に王座を逃した時と似たような部分があると指摘されると、今後はバランスを取らなければならないと認めた。

「それは確かにそうだ。僕らは妥協点を見つけなきゃならない」

「(ポルトガルGPの)2日目夜にはレース戦略を立てていたんだけど、ファビオが僕を含めた他のライダーよりも良いペースを備えていたことが分かっていた。だけど決勝で彼の後ろを走ると、凄く良いフィーリングだったんだ」

「連続で何周か速いラップを刻んだ後に転倒してしまった。でもとてもリラックスして快適に走れていて、凄く良いラップだったと感じていたんだ」

「僕だって馬鹿じゃない。クアルタラロの後ろで、自分のライディングが限界に来ていると分かっていたなら、当然彼を先に行かせていただろう」

「(チームメイトのジョアン)ミルは後になって、タイヤを壊してしまっただろうから先に行かせたと認めていた。でもそれは僕のケースではない。彼と僕とではデータが示しているように、何の関係もないんだ」

 

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