アレックス・リンス、イギリスGP2日目以降を欠場。オランダGPで負った怪我の状態悪く
ヤマハのアレックス・リンスはMotoGP第8戦オランダGPで負傷した体の状態を鑑みて、第10戦イギリスGP2日目以降を欠場することとなった。
Alex Rins, Yamaha Factory Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのアレックス・リンスは、MotoGP第10戦イギリスGP2日目以降を欠場することが決まった。
リンスは6月末の第8戦オランダGPでクラッシュすると、右手と左足を骨折。右手は手術を受けることになり、前半戦最後のレースだった第9戦ドイツGPを欠場しなくてはならなかった。
それから約1ヵ月のサマーブレイク期間を経てMotoGPは後半戦の緒戦となるイギリスGPが開幕。リンスはここで復帰を果たしたものの、プラクティス終盤に転倒してしまった。
転倒後、リンスは右手を気にしている素振りが見られ、オランダGPでの転倒で負った怪我が悪化したのではないかと心配されていた。
そしてヤマハはその後、リンスが負傷した身体の痛みに苦しんでいる状態にあり、健康状態を優先するためにイギリスGPは2日目以降を欠場することが決まったと明らかにした。
ヤマハによると今後リンスは、休養と改めて検査を受け、8月18日に決勝が行なわれる第11戦オーストリアGPでの復帰を目指していくことになるという。ヤマハの発表によるリンスのコメントは以下の通りだ。
「医師とともに身体の状態を評価、分析した結果、イギリスGPの2日目以降を欠場することが僕にとって最も責任ある行動だという結論になった」
「チームに対してはとても申し訳ないと思っているし、僕自身もとても残念な気持ちだ。今シーズン、僕らが走ってきた1ラップ1ラップがマシン開発と、他メーカーとの差を縮めるために役立ってきた」
「だけど今、感じている痛みや、さらに大きな怪我のリスクを考えたとき、医療的なアドバイスも受けて、この決断を下すに至った。できるだけ早くコースに戻り、また全力で仕事に取り組めることを願っている」
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