MotoGP バレンシアGP

リンス「スズキでの最後のレースを素晴らしいものにしたい」予選5番手から6年間の締めくくりへ

アレックス・リンスは、スズキでのラストレースとなるMotoGP最終戦バレンシアGPを「素晴らしいレースにしたい」と語った。

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP

 MotoGP2022年シーズン最終戦のバレンシアGPに向け、スズキのアレックス・リンスは素晴らしいレースにしたいと意気込んでいる。

 スズキは今年夏、2022年シーズン限りでMotoGP参戦を終了すると公式に発表。そのため、バレンシアGPがスズキMotoGPの勇姿を見ることのできる最後のレースとなった。

 リンスは2017年にスズキからMotoGPへ昇格し、以来はこのチーム一筋。最終戦バレンシアGPで99戦目を迎えることとなった。これまでの6シーズン・98戦でリンスは4勝を含む16表彰台をマーク。最高成績はランキング3位だ。

 そして最終戦バレンシアGPの予選でリンスは5番グリッドを確保。まずまずの位置から決勝を迎えることになった。リンスは、長年を共にしてきたスズキでの最終レースを素晴らしいものにしたいと語っている。

「うまくやれていると思う。少しさみしいけど、大丈夫だ」

「以前も話したように、また異なる1レースというだけだし、ナーバスになったりということは無いよ。Q1を通過してQ2でうまくやることができて嬉しい。5番手スタートだけど、準備はできている」

「とても大事な瞬間だよ。6年間のスズキとの成功してきた期間が終わりに近づいているんだ。素晴らしいレースにしたいと思っている」

「でも、僕はスズキと一緒にやるべきことは全てやってきた。勝てるバイクを作り上げ、レースを勝って表彰台を獲得してきたし、スズキ(MotoGPクラス)で最多勝利を挙げたライダーになった。だから、満足すべきだろうね」

 なおリンスはスズキでの最終レースのために、スペシャルヘルメットを製作。チームメンバーの顔写真を並べてデザインした特別仕様となっている。

 
 
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