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最終ラップと勘違い? 優勝したリンス、“大ポカ”寸前のラスト2周

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最終ラップと勘違い? 優勝したリンス、“大ポカ”寸前のラスト2周
執筆:
2019/08/26 7:35

第12戦イギリスGPで優勝したアレックス・リンスは、レース中に周回数を間違えたことで大きなミスを犯す寸前だったと語っている。

 MotoGP第12戦イギリスGPは激戦となった。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が先頭を行く中、スズキのアレックス・リンスが最後まで食らいつき、最終ラップの最終コーナーを上手く立ち上がるとストレートで逆転、0.013秒差という僅かな差でリンスが優勝を果たしたのだ。

 しかし、リンスはその前の周回でレースが終わる、という思い違いをしていたようだ。そしてその事が前周の最終コーナーでアウトサイドから仕掛ける動機になったという。

「レース中盤での僕の作戦は、最終コーナーでコンマ数秒の差を詰めるというものだった」と、リンスは言う。

「最終コーナーの前、16と17コーナーはマルケスが僕よりかなり速くて、毎周そこで0.5秒は稼いでいた。でも僕は最終コーナーでその差を埋めていたんだ」

「“最後の周”に、僕はかなりギャップを縮めたけど大きなミスを犯してしまった。僕はその周がラストラップだと思っていたんだけど、まだ1周残っていたんだ。その時、アウト側から彼を追い抜こうとしたんだけど、そこで彼がまだスロットル全開だったことに気がついた」

 最終ラップに入った際、リンスはマルケスの0.001秒前でコントロールラインを通過したが、再びマルケスに先行を許した。そして、決着は“真の”最終コーナーまで持ち越されることになった。

 リンスがオーバーテイクを試みたことで、マルケスはそういった動きが最終周でも繰り返されることを予想していたようで、ブロックラインを取ろうとしていたと話す。しかし最終的にはマシンがスライドを起こしたことにより、レースを2位で終えるという安全な選択をしたようだ。

「1周前の段階で、リンスは最終コーナーで僕を追い抜ける動きを見せていた。それで僕は『オーケー、これ以上のグリップは無いけど、トライしてみよう』と考えたんだ」

 マルケスはそう語った。

「ブレーキングポイントで彼のラインを上手くブロックしようとした。そこが僕の強みのある場所だったからだ。最終コーナーではよりイン側を閉めようとしたんだけど、速度がかなり乗っていて、ある点で両輪がスライドし始めてしまった」

「ここで僕にはふたつの選択肢があった。ひとつは優勝かクラッシュかをかけて進み続けること。もうひとつはより安全な方法だ。それで僕は安全な方で行こうと考えた。ほんの少しだけどスロットルを戻したんだ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第12戦イギリスGP
サブイベント Race
ドライバー アレックス リンス , マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team , Team Suzuki MotoGP
執筆者 Valentin Khorounzhiy