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「リンスがプッシュすれば僕も限界まで攻める」ミル、初戴冠の裏に同僚へのライバル意識

2020年のMotoGPタイトルを獲得したスズキのジョアン・ミルは、自身がチャンピオンになれたのはアレックス・リンスを始めとするライダーたちのこれまでの開発、そしてリンスに対するライバル意識のおかげだと語った。

Alex Rins, Team Suzuki MotoGP, Joan Mir, Team Suzuki MotoGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 11月中旬に行なわれたMotoGP第14戦バレンシアGPで、スズキのジョアン・ミルが2020年のライダーズタイトル獲得を決めた。

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 ミルは今季がMotoGP2年目ながら、ヨーロッパGPでの初優勝を含む7度の表彰台を獲得。有力候補と見られていたライバルが浮き沈みを見せる中、高い安定感を示してきたことが、戴冠の大きな勝因となった。

 またチームメイトのアレックス・リンスも前半戦では怪我の影響で目立った結果を残せていなかったが、後半戦に入ると復調。1勝を含む、計4回の表彰台を記録している。

 今季のスズキGSX-RRの戦闘力にはライバルからも賞賛が寄せられており、“完璧なマシン”と評する向きもあるほどだ。

 そのマシンを駆って初タイトルを手にしたミル……その王座には2017年からスズキに在籍し、マシンを開発してきたリンスの貢献も大きかったのではないか? そう問われたミルは、次のように答えている。

「もちろんだ。彼はこのチームの一員で、良い情報を与えてくれた。シルヴァン(ギュントーリ/テストライダー)、(2年間スズキに在籍したアンドレア)イアンノーネもそうだ」

「そしてスズキがMotoGPに復帰して最初のライダーだったマーベリック(ビニャーレス)とアレイシ(エスパルガロ)。彼らとスズキの毎年の取り組みが、このバイクをより良くして、そして違いを生んでいったんだ」

「アレックスはスズキに一番長く在籍していて、多くの情報をもたらしてくれた」

「彼はいつでも、本当に良いチームメイトだった。トラック上で彼は僕とスズキに対するリスペクを表していたんだ」

「それから彼が僕の最初のライバルだったことも確かだ。去年、そして今年と僕は常に彼の前に行きたいと思っていたし、彼も僕を負かしたいと思っていただろう」

「それがスズキを毎戦のように表彰台に上げるという成功を成し遂げられた一因だったんだ。なぜならチームメイトがプッシュしているのが分かれば、自分も限界までプッシュするからね」

 なおリンスは最終戦ポルトガルGPを前にして、ランキング3番手につけている。2番手のフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)との差はわずか4ポイントであり、結果次第ではスズキのライダーが年間成績でワンツーを飾る可能性も十分ある。

 

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