骨折アレックス・リンス、ドイツGPで復帰目指す。カタルニア戦直前の負傷から2週間
第7戦カタルニアGP前に右腕を骨折していたスズキのアレックス・リンス。彼は16日にスペインで状態を確認。今週末のドイツGP出場を目指している。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
スズキのアレックス・リンスは第7戦カタルニアGPの走行開始前日である6月3日に、サーキットで自転車トレーニング中に転倒。右腕の橈骨に骨折を負ってしまい、レースを欠場しなければならなかった。
18日からは第8戦ドイツGPが開催されるが、リンスは怪我から2週間での復帰を目指している。
手術を行なったザビエル・ミル医師は「リンスは低侵襲(心身への負担が少なく、回復が早い)な手術を受けており、ザクセンリンクでの競争も可能だろう」と答えていた。
そしてリンスは16日、スペインで医師による診察を受け、ここでザクセンリンクへと向かう許可が出された。なおリンスは既に13日の段階でバイクに乗ることを許可されていて、SNSにはミニバイクを走らせる姿が投稿されていた。
今後リンスは17日(木)にサーキットでメディカルチェックを受け、そこで許可が得られればFP1からの出走が可能となる。
2021年シーズンのリンスは、7戦を終えて獲得ポイント僅か23と低空飛行。カタールで行なわれた開幕2連戦ではまずまずの結果を残していたが、第3戦ポルトガル以降は転倒が続き、5戦連続でノーポイントを喫してしまい、苦しい状況に置かれている。
またチームメイトのジョアン・ミルはひとりで臨むことになった第7戦カタルニアGPでは、データ収集の面で影響が出てしまっていたが、今回2台体制へと戻ることができれば、その点で助けになりそうだ。
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