リンス、アメリカ戦4位入賞の裏で「バンピーな路面と戦い、生き残りを図っていた」

スズキのアレックス・リンスは、非常にバンピーな路面のMotoGP第15戦アメリカズGPでは、シンプルに“生き残ることを図る”ことに集中していたと語っている。

リンス、アメリカ戦4位入賞の裏で「バンピーな路面と戦い、生き残りを図っていた」

 2019年春以来、約2年半ぶりの開催となったMotoGPアメリカズGP。2019年の勝者であるアレックス・リンス(スズキ)は、7番グリッドスタートから4位を獲得してレースを終えた。

 ただ優勝したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とは11秒以上の差があり、その差は大きかったと言えるだろう。

 リンスはレース全体を通じてトラクションに問題を抱えており、「戦うことができなかった」と振り返った。ただ、この問題での苦戦について、理由を説明することができないという。

「今日は僕にとってとても、とても難しいレースだったと思う」

 リンスはレース後にそう語った。

「コーナー脱出の部分で失っている部分が多くて、苦戦していた」

「リヤのトラクションの問題なのか、空力パッケージの問題なのかはわからないけど、戦えなかった」

「少なくとも(コーナー立ち上がりから)最初のストレートの部分ではオーバーテイクはできなかった」

「高速コーナーではかなり上手く乗ることができていたのに、低速コーナーでは立ち上がりでかなり失っている部分があったんだ」

「僕らはレースをフロントにハードタイヤ、リヤにミディアムで行こうとしていたんだけど、最終的にほとんどのライダーがリヤにソフトを使っていたのを確認した」

「だから同じ“武器”で行こうと決めて、ソフトにはリヤを使った。マシンは(路面のバンプに対して)そこまで悪くはなかった」

「たくさんのバンプを感じ取っていて、生き残ろうとしていた。バンプ自体はみんな同じ条件だったからね。トラクション、そしてバンプの問題もあって生き残りを図っていたんだ」

 なおチームメイトのジョアン・ミルはアメリカズGPでより苦戦しており、レースは7番手でフィニッシュ。しかし最終ラップにジャック・ミラー(ドゥカティ)を追い抜く際に接触があり、ペナルティで8位に降着している。

 ミルはこの裁定に「納得できない」と語っており、接触はミラーがコーナーで“おかしな”ラインをとっていたことの結果だと主張している。

 ただ仮にミルが7位でレースを終えていたとしても、彼のMotoGPタイトル防衛の可能性は失われた。現在チャンピオンシップをリードするファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とのポイント差が、残り3レースで75ポイント以上にまで拡大したためだ。

 

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