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マルティン獲得のアプリリア、2025年タイトル争いに向け「言い訳の余地ナシ」とリボラCEO

アプリリア・レーシングのマッシモ・リボラCEOは2025年シーズンにホルヘ・マルティンの加入が決まったことで、タイトル争いに向けた言い訳は「もう無くなった」と考えている。

Jorge Martin, Pramac Racing

 2025年シーズンにホルヘ・マルティンが加入することが決まったアプリリア。MotoGPチームを率いるマッシモ・リボラCEOとしても、これで来シーズンのタイトル争いに向けて言い訳はできなくなったと感じているようだ。

 アプリリアは2024年限りでアレイシ・エスパルガロが引退を表明。その後任ライダーを探していたが、ドゥカティ陣営でファクトリーチーム昇格を狙っていたマルティンが、マルク・マルケスとの綱引きで敗れたこともあり、アプリリアに獲得のチャンスが生まれた。

 アプリリアはこの機会を逃さず、即座にマルティンと契約。2024年の第7戦までを終えた段階でタイトル争いをリードするトップライダーを引き入れることに成功した。

 マルティンは現状で望みうる最高のライダーのひとりであることは間違いない。そのためアプリリアとしてもタイトル獲得の目標に向けて、言い訳の余地が無くなったと感じている様子だ。

 アプリリアのライダーが集結するイベントの『Aprilia All Stars』に出席したリボラCEOは、そこで集まったメディアに対して次のように語った。

「そこにはもう(タイトル獲得に向けての戦いで)言い訳は存在しない。それが我々の社内でも言い聞かせていることだ」

「良いニュースはホルヘがやってくることだ。彼とマーベリック・ビニャーレスが揃い踏みしてくれることを願っている。彼らは素晴らしい組み合わせになるだろう(※イベント後の6月13日にビニャーレスのテック3移籍が発表された)」

「悪いニュースはもう言い訳がなくなることだ。プレッシャーは高まるばかりだろう。我々の進めてきた改善は、勝利へと続いているはずだからだ。今年はそう遠くないし、あと一歩が必要なだけだ」

 一方でライバルのドゥカティは、6度のMotoGPチャンピオンを誇るマルク・マルケスをファクトリーチームに迎え入れる。今年サテライトチームでファクトリー勢相手に一歩も引かないバトルを繰り広げるマルケスがファクトリーチームに入ったら一体どうなってしまうのか、こちらも期待が高まっている。

 そしてリボラCEOはドゥカティファクトリーのマルケスを相手にしても、一歩も引くつもりはないと意気込みを見せた。

「マルクは歴史的にも最高のライダーのひとりで、ベストバイクを手にすることになった。誰もが2番手に落ち込んでしまう可能性があると言いたくなるだろう」

「もし私がそう思っていたなら、家に留まっていただろう。しかし我々は歯をくいしばって進むしか無い」

「我々のバイクは競争力があることを示している。アレイシは最初のレースから速かった。マーベリックもとても良いスタートを切っていて、ポルティマオではギヤボックストラブルがなければ表彰台に乗って20ポイントを得ていたはずだ」

「アメリカズでビニャーレスがやってのけたこと(優勝)は、我々が期待していたものだった。彼と何年も改善を進めてきたおかげだ」

「我々はこのレベルを維持していかなければならないが、それも簡単ではない。ドゥカティも進歩し、ライダー同士も切磋琢磨している。ペドロ・アコスタ(GASGAS/来季からKTMファクトリーに昇格)だっているんだ。ただ、これは(MotoGPにとって)喜ばしい現象だろう」

 

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