マルティンとアプリリア、ファン感イベントを機に関係好転あるか? リボラCEOは楽観視
アプリリア・レーシングのマッシモ・リボラCEOは早期離脱を希望するホルヘ・マルティンについて、楽観的な見方を崩していない。
Jorge Martín, evento de Aprilia en Misano
写真:: Aprilia Racing
MotoGPチャンピオンのホルヘ・マルティンは現在、アプリリアから早期離脱の意向を示したことでパドックを騒がせている。そんな彼に対し、アプリリア側は楽観的な見方を崩していない。
マルティンの意向が明らかになったあと、運命のいたずらかアプリリアはイギリスGPでマルコ・ベッツェッキが勝利。CEOのマッシモ・リボラは、マルティンに対しアプリリアには「勝てるバイク」があり、一緒にやっていきたいというメッセージを送った。
ただマルティン側は契約条項を行使しチームからの離脱を主張する声明を発表。事態は好転しないまま、アプリリアのファン感謝イベントを迎えた。
このイベントには渦中のマルティンも参加。幸い予想されていたような混乱はなく、マルティンとしても「予想していなかった」穏やかなイベントとなった。
Jorge Martin, Aprilia event at Misano
写真: Aprilia Racing
このイベント参加がマルティンに心変わりを促すのではという期待の声も囁かれている。ただリボラCEOはイベントひとつでそうなるとは考えていないとしつつも、マルティンとの今後に引き続き楽観的な姿勢を見せた。
「(イベントが)何か重大なモノだとは考えていない。私としては、もっと大きな意図の一部だと思っている」
リボラCEOはGPOneにそう語った。
「私には明確な考えがあり、それに基づいて進んでいる。確かに多くのファンと共に過ごして、彼らの暖かさを感じることで、話し合いは異なるレベルに進むかもしれないが、私は常に楽観的なんだ」
「一方で、アプリリアにとっては素晴らしい瞬間だったと言えるだろう。MotoGPライダーであっても、(市販の)アプリリアのバイクを目にすれば(乗ることを)我慢できないのだから」
「もちろんまだ怪我の治りきっていないホルヘが(クラッシュして)怪我をするかもしれないという恐れはあったがね。だがホルヘはとてもクレバーだった。RS660でコースに出ると、それからRSV4に乗り換えてプロ・エクスペリエンスでカスタマーとトレーニングをしていた。とても素晴らしいイベントだったよ。満足している」
なおリボラCEOは、このイベント中に行なわれたMoto Guzzi Fast Endurance 2025の1戦に参加。しかしそこでクラッシュしてしまい、右手の指を骨折してしまった。
リボラCEOは「ライダーの気持ちを理解できる」と冗談めかして振り返った。
「スピードを出しすぎてしまったし、タイヤウォーマーを使わなかったことを軽視していた……アクセルを回し過ぎたよ。怪我をしたライダーのことを理解するには、自分が怪我をしないとね」
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