ロッシの時代は終わり? ホンダのプーチ代表「現実を受け入れていない」

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ロッシの時代は終わり? ホンダのプーチ代表「現実を受け入れていない」
執筆:
2018/12/17 2:57

ホンダMotoGPのチームマネージャーを務めるプーチは、ロッシは自分の時代が終わったことを受け入れられていないと話した。

 今年からレプソル・ホンダのチームマネージャーを務めるアルベルト・プーチは、ヤマハのバレンティーノ・ロッシはもはや最高峰クラスのベンチマークではなく、それを受け入れられずにいると語った。

 最高峰クラスで7度チャンピオンに輝き、MotoGPのレジェンドと称されるロッシ。2014年から3年連続でランキング2位になるなど、いまだ一線級のライダーだが、タイトル獲得は2009年が最後となっている。

 当時チームメイトだったホルヘ・ロレンソに5ポイント及ばず、8度目のタイトルを逃した2015年に、ロッシはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)との関係を悪化させた。マレーシアGPで両者が接触した際、ロッシがマルケスを蹴ったように見えたことから、ロッシは最終戦バレンシアGPで最後尾スタートのペナルティを受け、タイトルを逃すことになったのだ。

 両者の関係は徐々に修復されていったが、今年の第2戦アルゼンチンGPで2人が再び接触。マルケスがインに突っ込む形でロッシを転倒させてしまい、再びその関係が冷え込んでしまった。

 プーチは、両者の関係悪化はロッシに責任があると考えているようだ。

「バレンティーノは素晴らしいライダーだった」とプーチはスペインの『daily La Vanguardia』に語った。

「彼のことを、私は尊敬している」

「彼の年齢(39歳)を考えると、彼は依然として執念を持っているし、速く走る才能を持っている。勝てないということを受け入れていないんだ」

「だが、彼の時代は終わったということを受け入れるという、難しい時間を過ごしている。時々、彼のやり方は正しくない場合がある」

「私はマルクがラインから外れたのを見ていないし、ロッシに対して悪意あることは何もしていない。常にレースインシデントだった」

「私はロッシを尊敬しているが、人生には何事も時期というものがある。そして好むと好まざるとに関わらず、マルクがナンバー1なんだ」

 アルゼンチンGPでの接触で転倒したロッシは、マルケスに対し批判的な態度を取った。レース後、マルケスはプーチと共に謝罪に向かったが、ロッシの付き人であるウーチョ・サルッチが威圧的な態度でこれを拒絶。サンマリノGPの記者会見では、マルケスからロッシに握手を申し出たが、ロッシがこれを断っている。

「バレンティーノ側から生み出された批判的な流れについて、マルクは全く気にしていない」とプーチは続けた。

「反対に、我々は彼らの行動に弱点があると感じている」

 プーチは、まだ25歳と若いマルケスを完璧なライダーに”極めて近い”と賞賛した。

「マルクは、自分がスーパースターであるかのようには振る舞わない。彼は、自分ではない誰かのふりをすることはないんだ」

「彼は謙虚であり、他人の話に耳を傾ける好奇心を持ち、他人を尊敬している。彼がバイクに乗っている時は、本当に素晴らしい。彼はフルスピードで走るようにプログラムされたマシンだ」

「完璧なライダーというものは存在しないが、彼はそれにかなり近い。完璧というのはベストな存在だが、彼はベストだ。彼の年齢を考えれば、まだ成長の余地がある」

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