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ヤマハ、中盤戦の失速が”クセ”に? ロッシ「ここ何年も同じ傾向」

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ヤマハ、中盤戦の失速が”クセ”に? ロッシ「ここ何年も同じ傾向」
執筆:
2019/06/06 8:59

バレンティーノ・ロッシは、ヤマハが問題を繰り返しており、次戦カタルニアGPで表彰台を争うことは難しいだろうと語った。

 MotoGPの生ける伝説、ヤマハのバレンティーノ・ロッシの表彰台獲得は第2戦アルゼンチンGPと第3戦アメリカズGPで途絶え、最近のレースでは精彩を欠いている状況が続いている。

 そして、迎えた母国イタリアGP。ロッシは予選18番手と低迷し、決勝レースでは転倒リタイアとなってしまった。

 また、チームメイトのマーベリック・ビニャーレスもコンスタントにトップグループを走ることはできず、6位フィニッシュに終わった。現在の状況では、ヤマハがタイトル争いに加わるのは難しく、3年連続で厳しいシーズンに直面していると言えるだろう。

 ロッシに対し、まずまずなシーズンのスタートを切ったあとに、ヤマハが勢いを失いつつある傾向について訊くと、彼はこう答えた。

「僕が思うに、2016年、2017年、2018年にも同じようなことが起こっていた。そして今もなんだ」

「なぜかといえば、ライバルたちは多くの新しいパーツなどを持ってきていて、そのセットアップに数戦が必要だ。通常、僕らは序盤戦でより準備ができている状態だけれど、それは僕らがベストな物を多く試しているからだ。そうしたアドバンテージを序盤で活かしている。ライバルはまだ用意ができていないからね」

「だけど、他のチームが問題を修正した時、僕らにとってはより難しい状況になるんだ」

 ロッシは、2016年にMotoGPのタイヤサプライヤーがミシュランとなって以来、ヤマハがあまり進歩していないと繰り返し語ってきた。

「2016年の前半までは、恐らくヤマハはグリッド上でも強い方のマシンだった。2015年のブリヂストンタイヤのときには、僕はチャンピオンシップを(当時ヤマハのホルヘ)ロレンソと争っていて、ふたりとも320ポイント以上も稼いでいた。メーカーで考えれば650ポイントだ。信じられない量だよ」

「だけどその後、2016年の後半から他メーカーが莫大な進歩を遂げた。その一方で、僕らは遅れてしまったように見える。ここ何年かの僕らのパフォーマンスやラップタイムを見れば分かるだろう。大体は同じようなものだ。これが問題なんだ」

 ロッシは2019年仕様のYZR-M1は以前よりも快適になったと感じているが、まだ最高速の面でライバルに劣っていることが障害になっているという。

 そしてここ数戦の結果を経て、ロッシは次戦カタルニアGPで表彰台に挑むことは期待できないと認めた。

「カタルニアは大好きだし、ムジェロやル・マン、アッセンもそうだ。現時点で、こうしたトラックが僕の好きなところだ」とロッシは言う。

「僕らにできることは、集中を維持して、フリー走行で失敗を犯さないことだ。僕らはファクトリーチームだから様々なことを試すだろう。マシンを改善したいんだ」

「多分、気を散らさずに最大限取り組む必要があるんだろう。だけどこうした状況では、バルセロナで表彰台を争うのはかなり難しいと思う」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー バレンティーノ ロッシ 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Valentin Khorounzhiy