ロッシ、セットアップ変更が奏功せず初日21番手「バイクのバランスを崩してしまった」
ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、MotoGPポルトガルGPの初日に、セットアップ変更を施したもののうまくいかなかったと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP最終戦ポルトガルGPの初日、総合21番手に沈んだバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、セットアップの変更がうまくいかなかったと明かした。
7度のMotoGP王者であるロッシは、来季ペトロナス・ヤマハSRTに移籍することが決まっており、今回のポルトガルGPがヤマハのファクトリーチームでのラストレースとなる。しかし、FP2での転倒もあり、初日総合21番手と低調な滑り出しとなった。
ロッシはリヤのグリップ向上を目指し、通常とは異なるセットアップを試したものの、逆にフロントのフィーリングが悪化してしまったことから、FP2では通常のセットアップに戻したという。
しかし左コーナーのターン4で転倒。セカンドバイクでの走行を余儀なくされ、タイムを伸ばすことができなかった。
ロッシはMotoGP初開催となるアルガルヴェ・サーキットについて、「コースは素晴らしいが、同時に非常に難しい」と語った。
「今日は違うことを試してみた。特にリヤのグリップを向上させようとしたんだ。でも残念ながらバランスを崩してしまい、フィーリングが悪くなってしまって、コーナー進入が十分にできなくなってしまった。だから、今日は難しい一日だった」
「その後もう少し標準的なマシンに戻して、少し速くなったけど、残念ながら転倒してしまった。それから別のマシンでタイムアタックしようとしたが、フロントのフィーリングが掴めず、かなり遅かった」
「だから明日は通常のセッティングに戻して、もっと速く走れるかどうかを見てみようと思う」
ロッシは今回の転倒について、フロントタイヤが冷えてしまったことが原因だと考えているようだ。なおロッシが転倒したターン4では、中上貴晶(LCRホンダ)も同じくクラッシュをしている。
「トラフィックがあってスローダウンしたことで、タカ(中上)と同じコーナーでクラッシュしてしまった」
そうロッシは付け加えた。
「そこは、右コーナーが連続した後の久しぶりの左コーナーなんだ。フロントタイヤが少し冷えていた。タイヤが非常に繊細になっていて、転倒してしまったんだ」
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