ヤマハはまたヘレスで苦戦? ロッシ「全体的なバランスが悪い」

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ヤマハはまたヘレスで苦戦? ロッシ「全体的なバランスが悪い」
執筆:
2019/05/04 2:57

第4戦スペインGPの初日を全体16番手で終えたバレンティーノ・ロッシは、ヤマハが“トラブル状態”だと語った。

 MotoGP第4戦スペインGPの初日、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はFP1を18番手、FP2を14番手で終えた。ロッシの刻んだラップタイムは、トップのダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)から0.8秒差のタイムだった。

 近年、スペインGPの舞台となるヘレス・サーキットはヤマハにとって難しいサーキットになっている。しかし、ロッシは2019年仕様のYZR-M1と再舗装された路面によって、今年はより良い状態で戦えるだろうという期待があったと話している。

 ただ、ロッシは彼自身が“速い”とは言わず、強力なペースも持っていないと認めている。そしてその原因は、ある特定の問題というよりは、全体的にマシンのフィーリングが乏しい事だと言う。

「難しい1日だった」と、ロッシは初日を振り返った。

「ここ数年、僕らはヘレスで非常に速かったわけではないから、僕らは少し苦戦するだろうということは認識していたんだ」

「今シーズンのモディファイされたマシンは、ここ3戦で僕らの助けになったから、同様にヘレスでも昨シーズンより良くなっていると期待していた」

「新しく舗装された路面もあることだし、競争力を発揮できると思っていたんだ。だけど、今日は難しい日だった」

「午後(FP2)にはいくつか異なるモノにトライした。だけど速くはなかった。同じようにペースも素晴らしいわけではなく、順位は下の方だ。少し困難な状態だ」

「僕たちは強くはない。M1とタイヤ、それから路面の間でうまく調和できていないように思える」

「特定の問題を抱えているわけではなく、全体的なものなんだ。たとえばコーナー進入は素晴らしものではない。だから、マシンのバランスを修正しようと試みている」

「加速のことだけじゃない。僕らは何かを修正しようとしているんだけど、残念ながら機能していないんだ」

 ロッシのチームメイト、マーベリック・ビニャーレスは初日を5番手タイムで終えているが、彼もロッシ同様マシンへの不満を示している。

「問題は過去2年間、毎レースで同じだ。僕はブレーキを非常に注意深く、前からかけないといけないんだ」

「恐らくエンジンブレーキが適切に働いていない。ヘレスは僕らにとって最悪のトラックのひとつだよ」と、ビニャーレスは話す。

「電子制御でも色々なことに苦戦している。取り組みを続けて、上手く機能させる方法を見つけ出す必要がある。僕のスタイルでマシンを機能させるためには、それが非常に重要なんだ」

 ヘレスでのパフォーマンスの悪さは、今シーズン他のサーキットでも苦戦することを意味しているのではないかとロッシに訊くと、彼はこう答えた。

「確かにここで強さを発揮できれば、それはとてもポジティブなことだけど、ここで苦戦したとしても、それは“今週”がネガティブなだけだ」

「最終的な答えがでたわけではない。ヘレスでは苦戦するかもしれないが、僕らはル・マン(フランスGP)でマシンは良いかもしれない。ここで全てが終わるわけじゃないんだ」

「チャンピオンシップを争い続けるためには、僕らはとにかくポイントを獲得する必要がある」

Additional reporting by Matteo Nugnes

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