好調ヤマハ、改善に手応え。初日2番手のロッシ「1週間前よりも強くなった」
ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、アンダルシアGP初日を2番手で終え、1週間前のスペインGPよりも競争力が高いと感じているようだ。
Valentino Rossi, Yamaha Factory Racing
Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、MotoGP第3戦アンダルシアGP初日を総合2番手で終え、1週間前よりも手応えを感じているようだ。
ロッシは第2戦スペインGPで予選11番手と苦戦。決勝では、マシントラブルによりリタイアを喫した。
しかしスペインGPと同じくへレス・サーキットで開催されているアンダルシアGPのFP1では、ロッシが2番手タイムをマーク。マーベリック・ビニャーレスがトップとなり、ヤマハ・ファクトリーがワンツーとなった。
FP2では8番手となったロッシだったが、FP2でベストタイムを更新したライダーはわずか3人。その結果、ロッシは総合2番手で初日を終えることになった。
力強いスタートを切ったロッシは、「午後(FP2)は中古タイヤを使っての作業に取り組んだ」と話した。
「バイクのセッティングを変更したので、今日は個人的に良い感触だった。より快適に、うまく乗れるようになった。レースペースでもタイムアタックでも速かった」
「午後はいつも少し苦しむ。誰にとっても難しいが、先週よりも強くなったと思う」
ロッシとビニャーレスは、スペインGPの決勝でフロントタイヤにソフトを使用し、その他のライダーはハードを選んだ。ロッシは今回、路面状況が改善することにより、選択肢が増えると考えているようだ。
FP2で5番手だったビニャーレスは「今日の午後は、レースコンディションでの作業に取り組みたかった。特に、滑りやすい感触があったからね」と話した。
「先週末から今週末にかけて改善がみられた」
「午前中は簡単に良いラップタイムが出せたし、ハードのフロントタイヤで多くの作業ができた。ふたつのレース初日を比べると、今はずっと良いフィーリングだ」
一方、スペインGPで優勝したファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、初日14番手と上位にはこなかったが、電子制御の開発に時間を費やしたという。
「先週から本当に良いペースだと分かっているから、初日をテストデーのように扱うつもりだった」
そうクアルタラロは語った。
「バイクには満足している。本当に感触が良いんだ。明日になったらもう少しタイムアタックについて考える」
「まったく同じコースに戻るのは素晴らしいことだ。金曜日に多くのことを試すことができる。だけどどちらにせよ、先週の日曜日からセッティングは本当に良いんだ」
「良い解決策がいくつか見つかったと思うが、違和感を感じたから取り除かなければいけないものもある。とても良い1日だったし、へレスに戻ることができて素晴らしかった」
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