ロッシ、母国で予選19番手は「厳しい……」PP獲得の2018年から、3年で大きく後退
MotoGP第6戦イタリアGPでバレンティーノ・ロッシは予選19番手と後方に沈んだ。彼は2日目に十分な改善ができなかったと振り返った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ムジェロ・サーキットで行なわれているMotoGP第6戦イタリアGP。その予選で、今回が母国グランプリとなるバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は19番手に留まった。
初日から苦しい滑り出しを見せていたロッシだが、予選日もその状況は変わらず。Q1からの出走となり、それを突破できずに予選を終了することになった。結局、ポールポジションを獲得したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)からは0.846秒差という結果だった。
2021年シーズンの前半戦は、彼にとって現役を続行するかどうかを決める上で重要な意味を持っている。しかし母国戦においても、これまでの5レースで続いてきた苦戦の状況を覆すことはできていないと言える。
2日目を振り返ったロッシは「難しい1日だった」とコメント。決勝に向けて改善を進めたいとした。
「今日は十分な速さが無くて難しい1日だった。バイクのフィーリング、そしてペースは改善していたんだ。ポールポジションから“遥かに”遠いわけじゃない。でも0.9秒ほど離れているだけで、今は19番手なんだ。これは厳しいよ」
「午後はまたバイクを修正しようとしたんだけど、上手く行かず後退していた。十分な速さが無かったんだ。明日はペース面でコンマ数秒を改善していって、トップグループについていけるようにしたい」
「今は皆が速くなっている。2018年にはここでポールポジションを獲得していたけど、今年は19番手だ。ここ数年、MotoGPの運営側は、とても懸命にこうした結果を得るために取り組んできた。彼らは上手くやってきていると思うし、これからもそうだと思う。もう大きなギャップが生じることはないだろう」
またロッシは、ムジェロで苦戦することを予想していたとも付け加えている。
「どんなスポーツでも結果は必要だ。今の僕のように結果が出ないときは難しい」
難しい時期にある時、どう対処しているのかを訊かれると、彼はそう答えた。
「様々な物事が難しくなってしまって、楽しめないんだ。どこでもリスクを負って全力を尽くす……でも結果が得られないと、全てが厳しくなる」
「ムジェロでは苦戦するだろうことも予想していた。2019年に既に上手くいっていなかったからね」
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