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ペドロ・アコスタ、Moto3衝撃の“逆転勝ち”にMotoGPライダーから称賛の嵐。「今季の王者候補」との評価も

MotoGP第2戦ドーハGPのMoto3クラス決勝で、ピットレーンスタートから衝撃のキャリア初優勝を挙げたペドロ・アコスタ。彼のその走りをMotoGP王者のマルク・マルケスやバレンティーノ・ロッシが称賛している。

ペドロ・アコスタ、Moto3衝撃の“逆転勝ち”にMotoGPライダーから称賛の嵐。「今季の王者候補」との評価も

 ロサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれたMotoGP第2戦ドーハGPのMoto3クラスは、ピットレーンスタートだったルーキーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)が驚異的な追い上げを見せて逆転優勝を果たす、という驚きの展開となった。

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 アコスタは2020年にMotoGPへの登竜門として位置づけられているFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権でランキング3位となり、レッドブル・ルーキーズカップでチャンピオンに輝いた経験を持つ。弱冠16歳、新進気鋭の若手ライダーだ。

 世界選手権Moto3クラスのデビュー戦となったカタールGPでは、いきなり2位表彰台を獲得したことで、彼に対する注目は高まっていたが、第2戦で見せた驚異の逆転劇には最高峰クラスでしのぎを削る現役のチャンピオン経験者からも注目を集めた。

 第2戦終了後、間を開けずにアコスタの優勝に反応したのは、8度のチャンピオン獲得経験を持つマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)で、彼はSNSに次のようにコメントを寄せた。

「ペドロ・アコスタ、彼はとても良いね。世界選手権での初優勝、おめでとう! ブラボー!」

 アコスタはレース後のTVインタビューでマルケスの発言について聞かれると、「いつの日かマルケスのようになりたい」と語っていた。

 彼の走りを称賛している王者はマルケスだけではなく、MotoGPクラス現役最年長で9度の世界王者経験を持つ、バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)や昨シーズンの王者であるジョアン・ミル(スズキ)も、その走りを称賛した。

「先週(開幕戦)で彼は既に印象的だったけど、(今回も)印象的だった。彼はペースを定めて他のライダーを追い抜いていき、先頭集団に追いついたときにはそれらを全て抜かして、最終ラップにはマージンも稼いだんだ」と、ロッシ。

 アコスタとコース上で近いうちに会うことができるかと訊かれると、ロッシは「彼を待ってみようか」と冗談めかした。しかし、42歳となってもなお最高峰クラスで戦っているロッシが現役を続けている可能性を捨てることはできないだろう。

 またミルは「本当に楽しいレースだったし、彼にはおめでとうと言いたい。彼は素晴らしい仕事をしていたよ。これが彼にとって初優勝だけど、なんて勝利なんだ! 彼にはこの先明るい未来が待っているよ」とアコスタを褒めちぎった。

 Moto3で2013年にチャンピオンとなったマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は脱帽モノのレースだったとコメントしている。

「彼のパフォーマンスは素晴らしく、眼を見張るものだった。多くのMoto3ライダーの目を覚まさせることだろう。脱帽モノだったよ」

 ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)も、アコスタの走りを称賛。激しい接近戦が繰り広げられるMoto3クラスで成熟した走りを見せてくれたと語っている。

「凄く上手くやっていたね。Moto3クラスはだんだん危険を増しているカテゴリーだと言いたいけど、それは僕が年をとったからなのかもしれない」

「ライダーの間でリスペクトが欠けていて、互いにトラック外に押しやったりしているけど、レースはとても楽しいものだ。ピットレーンスタートになったことは、彼にとって良かったんだと思う。他のライダーが詰まっているときに、彼は安定したペースを発揮して、オーバーテイクが簡単になっていたんだ」

「彼はレースをコントロールする方法を知っていると示した。これは素晴らしい成熟具合だ。なにかおかしな事が起こらなければ、彼はタイトル候補になるだろう」

 その他にもアレックス・リンス(スズキ)やファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)といったMotoGPライダーがアコスタの走りを称賛している。

 興味深いところで言えば、ドゥカティのジャック・ミラーはレース前からアコスタを優勝候補として挙げていたことだろう。彼は「(チーム代表の)アキ・アヨが他に出していない情報を教えてくれたんだ」とその予想について説明していた。

 開幕2連戦を終え、アコスタがMoto3クラスのランキングをリード。2番手のダレン・ビンダー(Petronas Sprinta Racing)に9ポイント差をつけて第3戦ポルトガルGPに臨む。

 

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