V.ロッシ大苦戦「今年のイタリアGPはキャリア最悪のレース」

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V.ロッシ大苦戦「今年のイタリアGPはキャリア最悪のレース」
執筆:
2019/06/02 22:53

ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、21番手走行中にクラッシュしてしまった今年のイタリアGPを振り返り、「僕のキャリア上最悪」の母国GPだったと語った。

 ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、今年のイタリアGPで大苦戦することとなった。フリー走行では速さを発揮することができず、予選Q1出走を強いられることになったばかりか、そのQ1も振るわずに、結局18番グリッドからのスタートとなった。

 決勝でもペースが上がらす、5周目にはスズキのジョアン・ミルと接触してコースオフし、最後尾まで落ちることとなった。そしてその3周後には転倒し、今シーズン初のリタイアとなった。

「とても厳しい週末だった。ずっと速くなかった。僕のキャリアの中でも、最悪のレースのひとつだった」

 そうロッシは語った。

「厳しい週末になるのは分かっていながら、僕らはここにやってきたが、強くなれることを期待していた。でも残念なことにそんなことは起きず、どのフリー走行でも速さを見せることができなかった」

「レースでは、後方からスタートする時にはいつも難しい。僕のペースはあまり良くないということだからね」

「ミルと接触したことで、全てを失ってしまった。彼を抜こうとしたんだけど、僕らは接触してしまい、コースオフしてしまったんだ。そしてその後、アラビアータの2でクラッシュしてしまった。とにかく、とても難しいレースだった」

「僕は速くなかった。だから全体的にとても厳しい週末になってしまった。とても遅かった。特にレースではとても苦労しているように見えた」

「ストレートで速くないし、うまく加速することができず、レースでは特に難しかった。僕らは何かをしなければいけない」

 ヤマハは確かに週末を通して最高速に苦しんでいた。しかしながらロッシは、加速性能が劣っていることで、さらに苦戦の傾向が助長されたと語る。

「グリッドの前方2列に並んだ他のヤマハのバイクも、最初のコーナーに到達する前に6つか7つのポジションを失ってしまう」

 そうロッシは語った。

「それは大きな違いだ。本当に大きな問題だ。加速のせいで、僕らは1コーナーに向けても苦しむんだ」

「最高速度だけではなく、加速の面でも苦労している。今ではその格差はかなり大きくなっている」

 ロッシ曰く、前戦フランスGPでもかなり苦しんでいたというが、コンディションに助けられた部分があったという。

「ル・マンの予選では僕らはQ1でスリックを使いこなすという”魔法”をやった。Q2はウエットコンディションだった。ウエットでは僕らは速いから、5番グリッドからスタートすることができた」

「僕はミスしなかったし、常にスリップストリームの中でレースができた。だから、5位でフィニッシュすることができたんだ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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シリーズ MotoGP
イベント 第6戦イタリアGP
サブイベント Race
ドライバー バレンティーノ ロッシ 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 David Gruz