「ヤマハもドゥカティの“スプーン”を開発すべき」……ロッシ、ヤマハの課題はシーズン中の開発と指摘

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「ヤマハもドゥカティの“スプーン”を開発すべき」……ロッシ、ヤマハの課題はシーズン中の開発と指摘
執筆:
2019/04/14 1:14

バレンティーノ・ロッシは、ヤマハに対しドゥカティの使用しているウイングレット、“スプーン”と同様のモノを開発するようにプッシュしていると語った。

 MotoGP第3戦アメリカズGPで、メディアと話していたヤマハのバレンティーノ・ロッシが、FP2でホンダがスイングアームに空力パーツを取り付けて走行していたことを知らされると、“スプーンだ!”と楽しそうに反応を示した。

 ロッシにヤマハYZR-M1にも同様の承認を受けたパーツが欲しいのかと尋ねると、ロッシはこう答えている。

「僕にとって、そしてヤマハにとってそれはかなり重要なことだ。ドゥカティが言っているように、スプーンはリヤタイヤの温度の低下に役立つからね。それはレースの際には良い事だ」

「僕はヤマハに何か似た物を作るように後押ししている。既に似たような物は持っているけれど、それは雨避けのためのものだ。だからスプーンを試せればいいと思う。小さな事だとは思うけど、多少の手助けになるとも思っているんだ。僕たちは前進し続ける必要があるし、今シーズン中にスプーンが手に入ることを望んでいる」

 また、ロッシはホンダとドゥカティに対抗するために、ヤマハはシーズン中の技術開発を改善する必要があると強調している。

「去年、ヤマハはシーズンの初めから良いスタートを切っていた。そして、ホンダとドゥカティは改善を進めて行ったが、一方で僕らはそうではなかった」

 ロッシはそう話す。

「ここから考えられるのは、僕らはシーズン中もテストを重ねて改善を試みる必要がある、ということだ」

 2019年シーズンが開幕してからここまでの所、ロッシはマシンのペースに励まされているという。ロッシは開幕戦では5位、アルゼンチンGPでは2位表彰台を獲得。今戦アメリカズGPでも1周のペースに満足しているようだ。

「僕らは上手く取り組めているし、正しい方向に向かっている。今シーズン、良い人々や、良いエンジニアのグループが周りに居てくれる。だけど、まだ道は長い」

 また、ロッシは特にドゥカティと比較した時の直線スピードの不足についてもこう加えている。

「ヤマハのマシンは直線でとても速いわけではない。だけど他のいくつかの部分は改善している。エンジンが改良できないのは分かっているから、コーナー部分に取り組む必要があるし、長所からより引き出すために試していく必要があるんだ。」

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シリーズ MotoGP
イベント 第3戦アメリカGP
ドライバー バレンティーノ ロッシ 発売中
チーム Yamaha Factory Racing
執筆者 Charles Bradley
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